2019年の松井裕樹投手は奪三振がものすごく多いです。

5月12日現在で38個の三振をとっており、これは先発も含めてチームトップです(2位は辛島投手の29個)。

リーグ全体で見ても4位と、まさに驚異的なペースで奪三振を重ねています。

先発も含めての4位ですから、バケモノとしかいいようがないですね(笑)

今回は、2019年の松井裕樹投手の奪三振の秘密を探りたいと思います。

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松井裕樹投手の各年の奪三振率

まず、今年の松井投手がどのくらいの勢いで三振をとりまくっているかをみていきたいと思います。

こちらの表に松井裕樹投手の各年の奪三振数と率を載せています。

 年度 投球回奪三振奪三振率
20141161269.78
201572.110312.70
201662.17510.71
201752.26210.33
201866.29112.04
201921.13815.55

奪三振率は、9投球回投げていくつ三振がとれるかという目安です。

松井投手の奪三振率は例年非常に高いですが、その中でも今年は15.55と群を抜いていますね。

ちなみに、プロ野球における1シーズンの奪三振記録は以下のようになっています。

1位 大谷 翔平 11.19 北海道日本ハムファイターズ(2016年)
2位 石井 一久 11.05 ヤクルトスワローズ (1998年)
3位 野茂 英雄 10.99 近鉄バッファローズ(1990年)

プロ野球歴代トップでも11.19なので、今年の松井裕樹投手のすさまじさがよくわかりますね!

松井裕樹投手のエグい奪三振率の要因

ではなぜ今年の松井投手はここまで三振がとれるのでしょうか。

球威の向上

最大の要因はストレートの威力が格段に増したことだと思います。

こちらは2018年の松井裕樹投手の全試合の球速・変化球をまとめた表です。

 日付 平均球速球速Maxストレート縦スライダーチェンジアップカーブカットボール
3月30日141145108000
4月3日1431451311200
4月6日14414661100
4月7日1431461381100
4月10日143143102900
4月11日14214590400
4月15日144147218520
4月19日14514683400
4月25日14314494600
4月26日141145126700
5月4日144147135900
5月8日14414551300
5月11日143148125400
5月13日145147111200
5月17日14514724010
5月18日14715092401
5月19日14714982300
5月23日143146226600
5月25日14715064400
5月27日144147100700
5月31日14714984300
6月2日14414671200
6月3日1451482421000
6月5日142145101800
7月7日14614783400
7月8日14514667900
7月11日145146121100
7月17日144148164250
7月18日14314660130
7月21日14714981074
7月22日146150142544
7月24日144148190810
7月29日14814990232
8月1日144147130801
8月2日142146121500
8月5日145147180502
8月7日1461481701112
8月11日14614980130
8月12日145148120701
8月15日149151122310
8月18日145148140310
8月22日1461491401144
8月25日147150170337
8月26日14614891321
8月28日14214670200
9月1日145148162707
9月5日15115291322
9月6日149152101703
9月8日14314780304
9月16日146150100106
9月19日14414970110

平均球速は140km/h台後半が多かったですね。

最速150km/h以上の試合は8試合でした。

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もちろん松井投手は昨シーズンまでも非常に強いストレートを投げていましたが、今年はさらにレベルアップしています。

次の表は2019年の松井裕樹投手の全試合の球速・変化球の表です。

  日付  平均球速球速Maxストレート縦スライダースライダーチェンジアップカーブカットボール
3月30日144147905100
3月31日1471491302300
4月2日14514814011500
4月3日146146705300
4月7日1451471004000
4月9日144146507200
4月10日142144801600
4月12日145147903200
4月13日146149702200
4月16日1461501841610
4月17日147148609500
4月20日1481504011300
4月23日148150803210
4月25日148151801400
4月27日1471501003800
5月3日1511531203000
5月4日148150601600
5月6日148150901010
5月9日1471491401600
5月12日1511541002500
5月15日146147304300
5月18日1451471100000
5月22日1471491108200
5月24日148150700400
5月26日148151705300
5月31日15015210010500
6月1日149152806100
6月2日1491511002400
6月4日1471491603300
6月5日148150405000
6月8日150151809000
6月4日1471491603300
6月5日148150405000
6月8日150151809000
6月9日148151803100
6月11日143148602000
6月12日14915114012000
6月18日149152903300
6月19日143146402010
6月20日142147807300
6月22日15015210015000
6月28日1471502307400

全体的に平均球速が去年より数キロ速いです。

平均で151km/hという試合もありました。

また、最速150k/m以上の試合はすでに昨年の倍以上ありました。

また、今シーズンだけで最速を2回更新しています。

昨シーズンまでは最速152km/hでしたが、今シーズンは5月3日に153km/h、5月12日に154km/hと、立て続けに自己最速を更新しました。

数字だけでも松井投手の球威の向上がわかりますね。

映像で見ていても、ストレートが相当伸びて見えます。

こちらは3月30日のハイライトです。


三者連続三振を達成していますね。

やはり今年は例年にも増してストレートの威力があるなと見ていても感じますね。

新スライダー

あとは新しい変化球の存在も大きいと思います。

おそらく去年の終盤から投げていたと思われますが、球速130km/h台中盤のスライダーです。

去年はカットボールとデータでは書いてありますが、それがおそらく新しいスライダーだと思います。

2月のキャンプからその存在を公表して、新しい武器として使うと明言していました。

ただ、松井裕樹投手といえば、高校時代の縦スライダーですよね。

実は近年、そのスライダーは投げなくなっています。

理由は、縦スライダーは曲がりはじめが早く、打者に見送られるようになったためと言われています。

そのため、近年はチェンジアップが最大の決め球となっていました。

そこに、カットボールに近い新スライダーが加わることにより、投球の幅が広がったように感じます。

新スライダーの威力は、現役時代、ものすごい高速スライダー投げていた伊藤1軍投手チーフコーチから「速いし、曲がり始めも遅い。いいボール」とお墨付きをもらっています。

この新スライダーの存在も大きいと思います。

まとめ

最後に、2019年の松井投手の奪三振動画を載せておきます。

球もそうですが、気合もすごいですね。

2019年の松井裕樹投手は一味も二味も違います。

ストレートの向上と新変化球と、打者を抑える根拠が増えました。

このレベルアップには、昨年結婚された影響も大きいと思います。

やはり独身だと野球以外のこともすべて自分でやらなければならないので、結婚してサポートがあることは大きいと思います。

この調子でシーズン通して頑張ってほしいですね!

ただかなり投げすぎ感があるので、怪我だけは気を付けてほしいですね。

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