少し遅れましたが、今回は楽天の応援歌総入れ替えについてお話します。

このニュースを見たときは、衝撃を受けました。

球団公式HPによると、

楽天野球団と私設応援団の皆さまと繰り返し協議をさせていただいた結果、著作権の問題等を踏まえ、2019シーズンは応援歌を刷新させていただく運びとなりました。著作権等の事情により、過去の応援歌は使用できなくなりますことをご理解のほどよろしくお願いいたします。

ということでした。

急な発表で、かなり困惑してしまいました。

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騒動の概要

ことの発端は2月16日に行われた「楽天イーグルス 応援決起集会」です。

これは毎年行われるイベントで、ここで新しい応援歌が披露されます。

しかし今回はいつもの集会ではありませんでした。

なんとこの日に2019年シーズンからの応援歌一新が宣言されたのです。

何の前触れもなく、急に発表されたのです。

これにはファンも困惑したでしょう。

しかもその新しい応援歌というのが、これまでの応援歌の名残がほぼなく、何か戦隊ヒーローの歌みたいになっています。

また、歌詞も「レッツゴー、オオオオ、打て、かっ飛ばせ」など一般的なことしか書いていなく、とても選手の個性を表した歌詞にはなっていません。

これでは納得できませんね。

その後ネットニュースなどでも広まり、球団公式twitterは炎上状態となっています。

ここのコメントからもファンは非常に怒っていることがわかります。

また、オンライン署名の「change.org」では「楽天球団主導による応援歌変更の取りやめを求める要望書」なるものが作成され、すでに500人以上の賛同者が出ています。

このように、かなり大きな問題になっています。

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なぜ応援歌を一新したのか

気になるのがその理由ですが、これに関しては球団は「著作権等の問題等を踏まえ」しか言っていません。

これで納得できるほうが不思議ですね。

確かに、チャンステーマは、ベニーランド・銀河鉄道999・駒大コンバットなど聞いたことあるメロディーがありましたが、全部が全部元ネタがあるわけではないと思います。

なのに全部変えるというのは、乱暴すぎます。

また、著作権の問題については楽天だけでなく、どこの球団も抱えていることです。

これだけでは理由になりません。

ただ、この変更については、応援団側からの要望のようです。

決起集会にいったファンの方のブログ(https://ameblo.jp/kanimiya23/entry-12440706866.html)によると、

「昨シーズン終了後から私設応援団の方と話し合った結果、今シーズンからジントシオプロデューサー中心に応援活動していく。ジントシオプロデューサーが応援歌作成・指揮を私設応援団と共に行っていく。応援歌は話合いの結果、私設応援団のほうから応援歌の一新をしたい。」

と説明があったようです。

なぜ応援団のほうから一新の打診があったのか、これも謎ですね。

いままで自分たちが作り上げてきたものを、わざわざ自分たちから壊すようなことをしますかね?

これは絶対何か他の事情もあると思います。

そういう事情もすべて説明してほしいですね。

でなければ、到底納得できるものではありません。

新プロデューサー・ジントシオ氏とは

では、新しくプロデューサーになったジントシオ氏とは何者なんでしょうか。

実はこの人、千葉ロッテの応援歌を造った方なんです。

2010年にロッテの応援歌が一新されましたが、あれはジン氏が作曲したものでした。

確かに、ロッテの応援歌は洗練されていますし、格好いいですよね。

自身の作った曲を高校に無償提供もしているそうです。

だから甲子園でもロッテの応援歌をよく聞くんですね。

なので、応援団関係者の中では有名で一目置かれている存在のようです。

そんな方が楽天に加わってくれることは、非常にありがたいことです。

ただ、ロッテの雰囲気を楽天にもってこられても困ります。

確かに楽天の応援歌はロッテと比べると拙い感じがしますが、その拙さが良かったりもします。

変えるのには反対ですが、変えるにしてもいままでの良さを残した作曲をしてほしいと思います。

ロッテの場合は、雰囲気は前と同じだったのでまだ自然に受け入れられた部分もあると思います。

まとめ

応援歌というのは、ファンにとって選手と自分たちをつなぐ重要な役目を果たしています。

まして、楽天イーグルスの応援歌はこれまで14年間、弱かったころから歌い継がれてきたものです。

これは簡単には変えてほしくないですね。

特に「著作権の問題」という理由だけでは、絶対に納得できません。

ファンはもっと明確な理由を求めています。

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