オールスターブレイクも終了し、後半戦に突入します。

ファーム(2軍)はすでにシーズンが再開しています。

楽天の順位はここまでイースタンリーグ2位と、かなり好調です。

しかし、その内容は1軍とはかなり異なっています。

今回は、楽天ファームの好調について、その原因を探っていきたいと思います。

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2019年の楽天2軍の成績

こちらのグラフはファームの2軍の詳細成績です。

順位   チーム名   試合 勝  敗  分  勝率  差  得点  失点 本塁打 打率 防御率
1千葉ロッテ7442266.618-35126765.2623.15
2楽天イーグルス7441294.586228523450.2322.68
3巨人7839336.542534926651.2662.86
4横浜DeNA7438342.528630930468.2433.44
5埼玉西武7331402.43712.526232239.2363.47
6北海道日本ハム7831452.4081525934146.2233.81
7東京ヤクルト7831470.3971630037547.2434.27

7月15日現在、41勝29敗の貯金12です。

素晴らしい成績ですね。

さらに目を引くのは、防御率2.68というところです。

これはリーグだけでなく、ファーム全体で見てもトップの数字です。

1軍ではチーム防御率はあまりよくありませんが、ファームではかなり良いですね。

誰がここまでいい成績に押し上げているのが、気になるところですよね。

次からは、現在のファームのキーマンと思われる選手についてみていきたいと思います。

藤平尚真

続いて、各投手の成績をみていきたいと思います。

まず、藤平尚真投手です。

3年目の今年は、まだ2試合しか登板がなく、壁にぶち当たっている感じですね。

ただ、チームの中で規定投球回に達しています。

こちらがその成績です。

  投手  登板セーブ完投完封無四球勝率 打者  投球回 安打本塁打四球死球奪三振暴投ボーク失点自責点 防御率 
藤平尚真113201000.625963 1/3525311536024223.13

63回で防御率3.13はかなり安定しています。

ただ、チーム防御率は2.68なので、もっといい投手がゴロゴロいるということですね。

釜田佳直

2019年の楽天ファームでは、釜田投手の存在が欠かせません。

規定投球回には達していませんが、49回1/3を投げて防御率2.19という素晴らしい成績を残しています。

こちらが詳細成績です。

  投手  登板 勝  負 セーブ完投完封無四球 勝率  打者 投球回 安打本塁打四球 死球奪三振暴投ボーク失点自責点 防御率 
釜田佳直9230000.40020249.10.13911203521017122.19

今季はフォアボールの数が12と、非常に制球が良いです。

また奪三振も52と、投球回を上回る三振を奪っています。

今シーズンの楽天2軍の防御率は釜田投手が引っ張っていっているといっても過言ではないと思います。

1軍でも同様な成績を残してほしいですね!

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寺岡寛治

続いては、寺岡投手です。

知らない方も多いかもしれませんが、この投手が今シーズン成績を残しています。

こちらがファームでの成績です。

  投手  登板 勝  負 セーブ完投完封無四球 勝率  打者 投球回安打本塁打四球死球奪三振暴投ボーク失点自責点防御率
寺岡寛治28210000.667102241701812111520.75

24投球回で防御率0.75という素晴らしい成績を残しています。

登板数が28試合なので、ほぼリリーフ登板ですね。

実は寺岡投手は今シーズン育成選手として臨んでいます。

育成選手でこの成績はすごいですよね!

それだけ今シーズンにかける思いが強いということでしょうね。

打者陣は・・・

一方、打者の方は、チーム打率.232と元気がありません。

これも1軍とは正反対の傾向ですね。

規定打席に達しているのは山崎剛選手、西巻選手の2人で、打率がそれぞれ.252、184と、元気がありません。

去年ブレークしかけた内田選手や岩見選手、フェルナンド選手も同様に元気がないです。

まとめ

以上、2019年の楽天ファームについてみてきました。

1軍と2軍は、共に好成績を残していますが、その内容は正反対でした。

個人的には、釜田投手が非常に調子良いので、1軍でどれだけできるか見てみたいですね。

1軍も2軍も優勝を狙えると思うので、頑張ってほしいですね。

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