6月13日、楽天は3-6で中日に敗れました。

負けはしましたが、収穫もあった試合でした。

先発・近藤投手がプロ初勝利6回途中4失点で負け投手となってしまいましたが、光るものはありました。

やはり角度のあるストレートが良かったですね。

コントロールもある程度まとまっていたと思います。

ただ、勝負所で変化球が甘くなってしまったので、そこの修正が課題ですね。

打線の方もオコエディクソン選手に来日初ホームランが出ました。

また、アマダー選手も1軍に復帰して初めてのホームランを放ちました。

今回は、アマダー選手のホームランをふり返りつつ、今後調子は上がっていくのかを考えていきます。

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1か月振りのホームラン

まずは、その久しぶりのホームランの動画です。

中日・小笠原投手のチェンジアップをとらえてレフトスタンドに運んでいきました!

外角低めでそこまで甘い球ではなかったのですが、膝をうまく使って届かせた感じですね。

バットの先っぽ気味だったのですが、力でもっていきました。

復活の一発を放ったアマダー選手でしたが、ここまでは不調とケガで2軍落ちしていました。

左膝の痛みに苦しむ

今季は開幕当初こそ好調でしたが、徐々に調子を落とし、5月12日に登録抹消されてしまいました。

不調のための2軍落ちかなと思ったのですがそうではなく、ケガによるものでした。

左膝鵞足(がそく)炎と診断されました。

症状としては、膝の曲げ伸ばしによって膝の内側が痛み、慢性的な痛みを引き起こすそうです。

確かにアマダー選手のフォームは、膝をのばした状態から曲げていくので、負担がかかるのかもしれませんね。

当初は復帰時期は未定だったのですが、1か月で戻ってこれて良かったですね。

2軍降格後はファームで打率.303、ホームラン3本と好調でした。

今年にかける思い

ケガをしてしまったアマダー選手ですが、例年に比べると今季の開幕当初は好調でした。

それにはモチベーションの高さが影響していると思います。

その証拠に、キャンプでは自信初の休日返上を行いました。

「去年はインフルエンザになってしまっていい状態でスタートできなかったから、今年は100%の状態で開幕を迎えたい」と意気込んでいました。

今年にかける思いは来日3年目で一番強くなっていると思います。

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3年目の進化

アマダー選手の今シーズンの活躍を予感させる数字に、三振の減少とフォアボールの数の増加もあります。

3・4月で比べると、三振は去年の24個から今年は19個に減っています。

また、フォアボールは去年の4個から11個に増えています。

梨田監督も「よく我慢できている」とほめています。

アマダー選手これまではホームランか三振かというイメージが強かったです。

しかし、三振を減らしてフォアボールを増やすことを続けていけば、相手投手にしてみたら非常に嫌なバッターになるでしょう。

来日初盗塁も

もうひとつ、アマダー選手が今年は違うなと思わせる出来事に、盗塁があります。

4月7日に、来日初盗塁をきめました!

こちらがそのときの映像です。

球場にどよめきが起こりましたね。

体重135kgの選手がまさか盗塁するとはだれも思いませんよね。

「完全にノーマークだったので、二塁にランナーを進めることがチームのためになると思ったのでいきました」

と本人は話しています。

「チームのために」という意識が今シーズンは非常に高まっていると思います。

まとめ

アマダー選手は、来日3年目でモチベーションも技術も過去最高になっていると思います。

なので、今後はきっと調子を上げて活躍すると思います。

今年はキャリアハイの数字を残してほしいですね。

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