楽天イーグルスにはこれまで数多くの助っ人外国人選手が在籍してきました。
今回は、僕の中での史上最高の助っ人ベスト3を発表したいと思います。
客観的なデータだけではなく、僕の主観も入っています(笑)
どれだけチームに貢献したかだけではなく、
どれだけ僕の印象に残っているのかも基準にしています。
それでは、第3位から順番に発表していきます!
第3位:現所属の・・・
まず第3位は、今まさに輝きを放っているゼラス・ウィーラー選手です!
去年も大活躍してくれました。
こちらがウィーラー選手をまとめた動画です(youtube)。
ニックネームから親近感がわいた!
ウィーラー選手の良さは、まずはムードメーカーであることです。
アメリカ時代には、「Mr.ポテトヘッド」、日本に来てからは「ハクション大魔王」と呼ばれるなど、
チームメイトにもファンにも愛されています。
「ウィーラー大魔王Tシャツ」というコラボ商品まで発売されました。
僕も始めは強面だなと感じていましたが、「いわれてみればポテトヘッドに似てるな」と思い、
僕自身トイストーリー・ファンなので、一気に親近感がわきました。
あと、2014年の田中将大投手のヤンキース移籍1年目に、
27歳でオールドルーキーとして上がってきて、一緒にプレーしていたんですよね~。
それも縁というか、親近感がわくところですね。
喜怒哀楽を全力で表す選手
加えて、率先してチーム士気を高めの雰囲気をつくってくれます。
2017年でも、ペゲーロ、アマダーがしょぼんとしているときに、
二人を鼓舞しようと必死に励まそうとしている姿がたびたびみられました。
一方で、感情の起伏が激しいところも魅力です。
去年(2017年)シーズンの終盤で、痛恨のミスをしてしまったことがありました。
その直後にベンチでものすごく落胆してしまい、
普段の姿からは想像もできないような哀愁をただよわせていました。
あまりの落胆ぶりに、「そこまで落ち込まなくてもいいのに」と、僕も悲しくなりました。
「ウイーラーってこんなに喜怒哀楽激しいんだ」と思うと同時に、
とても人間くさい選手でいいなと思いました。
本塁打数歴代No1!
もちろん、打つ方でも好きですね。
流れを変える一発を打ってくれます。
あと実は、ウィーラー選手は楽天の助っ人外国人の中で通算本塁打数がトップ(72本)なんですよ。
去年途中まではフェルナンデス選手がトップだったのですが、
終盤でウィーラー選手が記録を塗り替えました!
今年もバリバリのクリーンナップで打ってくれるので、
通算本塁打数の記録が100本くらいまで伸びそうですね。
第2位:2013年の日本一の立役者!
第2位は、今は巨人所属のケーシー・マギー選手です!
やはり日本一のときのメンバーとしての印象が強いので、第2位に選ばせていただきました。
youtubeの動画です。
期待以上の活躍をみせてくれた2013年
マギー選手は、2013年シーズンの1年間しか在籍していないのですが、強く印象にのこっています。
あのときの優勝は、マギー選手なくしてはありえなかったと思います。
終盤に調子を落としましたが、
シーズン通してほぼずっと打ってましたからね。
一緒に加入したアンドリュー・ジョーンズ選手も強力でしたが、
後ろにマギー選手がいることのほうが相手にとっては嫌だったのではないかと思います。
おかげでジョーンズを敬遠できない→ジョーンズが選球眼良いから結局フォアボール
→マギーと勝負→マギーが打つ
というパターンも結構ありました。
球団史上まれにみる人格者
マギー選手はまずその実力が目を引くのですが、
人格的にもものすごい紳士だったことも印象に残っています。
とにかく真面目で、練習熱心で人の話を真剣に聞くという印象でしたね。
彼がふざけているような場面はほとんど見たことがないです。
また、チームにも溶け込もうと努力していました。
藤田一也選手などチームメイトを自宅に招いて、親交を深めていたそうです。
楽天退団のときも、先天性の脳障害を患っているお子さん(長男)をサポートするために、
MLBでプレーすることを選びました。
というわけで、マギー選手に悪いイメージはまったくないですね。
いい人だというイメージしかないです。
余談ですが、ファンの間ではケーシー高峰さんとマギー司郎さんを合わせた名前ということでも話題を呼んでいました。
第1位:数々の珍場面・名言を残したあの人!
第1位は、今はもう引退されたホセ・フェルナンデス選手です!
僕にとって一番印象深い助っ人外国人で、
「楽天の助っ人といえばフェルナンデス!」だと思うので、第1位に選びました。
こちらがyoutubeの動画です。
悩みながらも活躍した主砲
フェルナンデス選手といえば、僕の中ではスランプのときのイメージが強いですね。
楽天を見始めたときが2007年で、ちょうどそのとき大スランプに陥ってましたからね。
当時のテレビの実況も「悩める7番バッター」とかいってました(笑)
そんな中でもいろいろ面白いことをしてくれたので、
打てなくてもあまり気にならなかったです(笑)
もちろん打つときは打ってくれて、活躍してくれました。
2008年の西武の優勝を阻む満塁ホームランは衝撃でしたし、
それ以外にもサヨナラホームランも何本かあったと思います。
あとはクロスプレーのときに盛んにキャッチャーに突進していったのも覚えています。
あれは危険なプレーでしたね。敵チームだったら怒ってますよ(笑)
にくめない愛されキャラ
この人の場合はプレーというよりその言動・行動が印象的でした。
とにかくユーモアのある人で、見るたびに何かやらかしてくれるんじゃないかという
期待をもたせてくれる存在でしたね。
ホームランを打つたびに、ベンチ前でカメラに向かって両手を広げ、片足立ちになるパフォーマンスを見せてくれました。
このポーズは通称アギリータダンスと呼ばれていたようです。
アギリータはスペイン語でイヌワシという意味だそうです。
ちゃんと意味のあるポーズだったんですね(笑)
数々のエピソードがあるフェルナンデス選手ですが、特に2007年は面白かったです。
シーズン半ばで自身が絶不調の中、チームと自らを鼓舞するために、
英語で「誰かが勝たなければならないなら、それは我々ではないか」
という名言が書かれたTシャツをチームメイトにプレゼントしました。
こんなコメントなかなか残せませんよ(笑)
フェルナンデス選手は、立派な体格の割りに哲学的なところがあり、
そのギャップがまた良かったですね。
チームが激しい3位争いをしているときには、お立ち台で、
「わたしたち、プレーオフ、まだまだあきらめない!応援、よろしく!」
と、流暢な日本語を披露してくれました。
あのコメントにはファンも大盛り上がりでしたね。
史上最高のおもしろエピソード
ここで、一番面白かったエピソードを紹介します。
2007年の何日の試合かは忘れてしまいましたが、
その日、フェルナンデス選手はいつものように陽気な音楽をかけて打席に入ろうとしていました。
このとき、バッターボックスまで歩きながら、
素振りのためにバットにはめていた筒状の重りをとろうと、
バットを地面と垂直にして、グリップを地面に叩いていました。
はじめは軽く叩いていたのですが、なかなかとれず、
だんだん力強くバットを打ち付けていきました。
何度やっても外れず、しまいには全力でバットをたたきつけていました。
しかしそれでも重りは外れず、結局ベンチにもどりました。
そのあとどう重りをはずしたかは覚えていませんが、
何度やっても重りを外せなかったことに大爆笑しました。
後にも先にも野球観戦であれほど面白かったことはないですね。
珍プレーの番組でもぜひ取り上げてほしいですね。
まとめ
というわけで、第1位:フェルナンデス選手、第2位:マギー選手、第3位:ウィーラー選手となりました!
このランキングは現時点での暫定的なものなので、今後変わる可能性もあります。
それでもフェルナンデスを超えるインパクトのある選手はそうそう現れないと思います(笑)
対抗馬とすれば、ウィーラー選手ですね。
今後も楽天に長く在籍してくれれば、それだけ記憶に残る選手になると思います!