昨日(4月19日)は久しぶりに勝ちました!
藤平投手が7回無失点の好投を見せ、打線もアマダー選手のソロで先制、銀次選手のソロで中押しと、ウィーラー選手のタイムリーでダメ押しと、効果的に点数を重ねました。
松井裕樹投手も1点とられましたが、最後は三振でいい形で終われました。
この流れで今日も勝ってほしいですね。
今シーズンはとにかく連勝がないので、早く連勝をつくってほしいですね!
今日(4月20日)の先発は則本投手です。絶対に勝ちましょう!
さて、そんななか2軍で輝きを放っている選手がいます。
高卒5年目の右腕、古川侑利投手です!
ここまで3試合に先発し、防御率0.47と圧巻の数字を残しています!
今回は古川投手について調べてみました。
高校では母校を初の甲子園に導く!
まずは、古川選手の経歴をご紹介します。
古川投手は佐賀県武雄市出身で、小学校3年生のときに野球を始めました。
佐賀県立有田工業高等学校に進学後、2年の秋からチームのエースになりました。
そこから着実に成長を遂げ、第60回NHK杯佐賀県高等学校野球大会では、決勝戦で敗北したものの、40回2/3を投げ40奪三振を記録しました。
3年夏の佐賀県大会では、全5試合(47回47奪三振)での完投勝利を挙げ、チームを学校創立114年目にして初の甲子園出場に導きました!
そして甲子園でも、1回戦の最後の打者に自己最速の148キロを記録のストレートで三振を奪うなど活躍しました。
2回戦で敗退してしまいましたが、3年夏の大会では予選から合計7試合で935球を投げました!
高校生のときからスタミナは十分にもっていたことがうかがえますね。
そして、楽天からドラフト4位で指名され、入団しました。
有田工業高校出身者では初のプロ野球選手となりました。
文字通りパイオニアですね!有田工業関係者は鼻が高いことでしょう。
2軍での圧巻の成績
ここから本題です。古川投手の今季の2軍での成績を表で示します。
日付 | 投球回 | 投球数 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四死球 | 失点 | 自責点 |
4/17 | 6 | 91 | 2 | 0 | 7 | 0 | 0 | 0 |
4/10 | 7 | 113 | 3 | 0 | 8 | 2 | 1 | 0 |
4/3 | 6 | 110 | 7 | 0 | 9 | 1 | 1 | 1 |
3試合に先発し、いずれもクオリティスタート(先発投手が6回以上投げ、3失点以内に抑えること)を達成しています!
注目していただきたいのが、奪三振数の多さです。
いずれの登板でも投球回を上回る数の三振を奪っています。
奪三振率でいうと、11.37です。
9回投げたら平均11個も三振を奪う計算です。
フォアボール・デッドボールの数も1個、2個、0個と少なく、文句のつけようのないピッチングをしています。
これが1軍だったら間違いなくエースですよ!
ここまでは2軍で素晴らしい成績を残しています。
昨年の古川投手
ここまで良い成績だと、実際に投げてるところも見たくなります。
youtubeで探してみました。
こちらは去年(2017年10月5日)の試合ですが、古川投手はこの試合に先発し、負けはつきましたが3失点で完投しています。
先発でやっていける体力はありそうです。
フォームは力投型ですね。セットポジションから力のある球を投げ込んでいますね。
投げっぷりがいいと思います。
変化球はスライダー、チェンジアップがあるようです。
それでもやはり一番の武器はストレートだと思います。最速153キロは魅力ですね。
コントロールにばらつきがありますが、それを打ち消すだけの球の力があると思います。
まとめ
ここまで好成績を残すと、1軍昇格も近いと思います。
ただ、今は楽天は先発投手は3本柱に辛島、藤平、池田と、席があいてないんですよね。
そうなると中継ぎの可能性もありますね。
中継ぎ投手陣は今はそろって不調ですからね。
球の力のある古川投手なら中継ぎでも十分やっていけると思います!
ただ、2軍の先発であれだけ良いピッチングをしているので、個人的には先発で見てみたいですね。
いずれにせよ、近いうちの1軍での活躍に期待します!!
【追記】
4月24日、古川投手はまたまた好投を披露しました!
7回112球、被安打2、被本塁打1、奪三振9、与四死球2、失点1、自責点1の快投です。
同日に3本柱の1角、美馬投手が残念ながら登録抹消となりました。
これでおそらく古川投手は1軍に上がってくるでしょう!