4月8日のソフトバンク戦、楽天は4-5で惜敗しました。
最終回で渡辺直人選手のタイムリーで1点返して、なおも2アウト満塁の大チャンスだったんですが・・・。
ペゲーロ選手も3ボール2ストライクまで粘ったんですが、最後は高めのストレートで空振り三振してしまいました。
でも久しぶりに熱い試合になりました。
8回表まで0-5の展開だったのですが、そこから2イニングで4得点と一矢報いました。
負けたのは非常に残念ですが、これをきっかけに打線のつながりを取り戻してほしいです!
さて、この試合は攻撃も見ごたえがあったのですが、先発ピッチャーの池田投手もナイスピッチングでした。
6回4安打1失点と先発の役割を十分に果たしました。
今回は池田投手について書いていきます。
大学時代までは無名
池田投手は佐賀県唐津市の出身です。
唐津市立成和小学校4年生の頃に野球を始めて、最初は捕手でした。
後に投手に転向して、中学時代は地元の硬式チーム「東松ワンダーズ(現佐賀東松ボーイズ)」に所属し、2年生の時には全国大会で準優勝を果たしたそうです。
それから創価高等学校に進学しましたが、3年時に右膝前十字じん帯を断裂してしまいました。
創価大学進学後も高校時代の怪我のリハビリの影響で3年時まで未勝利でした。
しかし、4年時に初勝利を果たすと、東京新大学リーグでは最多勝の4勝と最優秀防御率の0・83でベストナインにも輝きました。
この池田投手、実は2016年ドラフトで5球団競合の田中正義投手のチームメイトでした。
正直、僕は全然知らなかったですね。
恐縮ですが今年に入って初めて知りました・・・。
フォームが広島・黒田に似ている!?
テレビ中継をみて思ったことですが、池田投手の投球フォームは黒田投手に似てると思いました。
こちらは池田投手のフォームです(youtube)。
続いて、こちらは黒田投手のフォームです。
スロー再生ですが、同じ角度のものがありました(youtube)。
どうでしょうか。
始めにノーワインドアップで左足を下げてから、グローブを上げるまでがそっくりじゃないですか?
僕も初めてみたときは、黒田投手のフォームを真似しているんだろうなと思いました。
黒田投手を意識していることのあらわれか、新人の2017年の初夢に、その黒田投手が出てきたそうです(日刊スポーツ2017年1月4日)。
「黒田さんにツーシームとかインサイドの使い方とか、すごく教えてもらった。めっちゃ現実的でした。僕はジャージー、黒田さんはカープのユニホームでした」とのことでした。
いい夢ですね。本当に黒田投手みたいになれるといいですね!
ツーシームも投げた!
フォームが黒田投手に似ている池田投手ですが、今後投球内容も黒田投手になってくるかもしれません。
4月8日の試合で、池田投手が投げていた主な球種はストレートとスライダーでしたが、ときおりフォークや、ツーシームも投げていました。
池田投手のツーシームは、ストレートよりも少し球速が落ちて、どちらかというとチェンジアップに近い軌道でした。
ツーシームといえば、黒田投手の代名詞ですよね。
メジャーでもこのツーシームで、実績を積み重ねてきました。
池田投手もこのツーシームをどんどん投げるようになれば、
フォームといい球種といい、まさに黒田2世になるでしょう!
そしてゆくゆくは、楽天の柱になってほしいです!