今江選手が好調です。

交流戦前までで打率.311まで上げてきました。

交流戦以降も好調を維持し、6月25日現在も打率.311です!

規定打席にも達し、6月25日現在打率ランキング5位につけています。

また、得点圏打率も.386代打での打率は.625と、抜群の勝負強さを見せています!

打点もチーム2位の28打点です。

ホームランもこの時期ですでに楽天にきてから最多の5本です。

この3年で一番の成績ですね。

その好調さと勝負強さを買われ、6月17日から4番に座っています!

今回は今江選手の好調の要因について書いていきます。

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今江選手の月別成績

まず、今江選手の今シーズンの月別成績を表で示します。

 月  打率 打数安打2塁打・3塁打本塁打打点三振
3月.000100000
4月.242621513918
5月.3787428411213
6月.305591831712

最近好調の今江選手ですが、4月終了時点で打率.242といい成績ではありませんでした。

ただ、ホームランは3本打っています。3塁打も1本打っています。

対して、5月は打率.378と、5月に一気に打率をあげてきたことがわかります。

特に5月下旬には、26日に代打でホームラン、27日にランナー2人を返すタイムリー3ベースを放つなど、勝負強さを発揮しました。

6月も打率3割をマークし、好調を維持しています。

また、24日の試合では2打点に加え、サードでファインプレーを見せ、守備でもまだまだやれることを印象づけました。

単打率の高さ

今江選手の特徴として、単打が非常に多いということが挙げられます。

率でいうと、安打のうち78%が単打です。

これは今年に限ったことではなく、去年も72%、一昨年も89%が単打でした。

このように今江選手は単打が多いことが特徴です。

ただ、必ずしも単打率の高さが今江選手の好調を測る目安にはなるとは限りません。

去年は打率.250で一昨年は.281、今年は今のところ.311ですが、単打率の高さはこの順にはなっていません。

これについてはシーズンが終わってから結論が出るでしょう(笑)

打撃フォームの改良

打撃フォームも去年と今年で若干変わっている気がします。

こちらが去年(2017年)のフォームです。

今江選手といえば大股のスタンスですよね。

ロッテ時代よりは少し狭くなりましたが、まだ大股気味でした。

それに対して、こちらが今年(2018年)のフォームです。

角度が違うところが残念ですが、去年と比べてスタンスを狭くしていることがわかります。

それによって、ボールをより引きつけて打てるようになったんじゃないかと思います。

動画で比較すると、去年と今年のフォームを結構違っているのがわかりますね。

ロッテ時代とは全く違うフォームにみえます。

このフォーム改造も良い結果につながっているのかなと思います。

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ヘルメット

今江選手は今年からヘルメットも変えました。

フェイスガード付きのものにしています。

耳の部分が長くなり、顔を隠すようになっています。

このヘルメットはアマダー選手もつけています。

メジャーリーグのスタントン選手も、顔にデッドボールを受けた後、フェイスガード付きのものをつけていました。

阪神の鳥谷選手もつけています。

あれをつけると、デッドボールに対する不安が薄まるんでしょうね。

それが今季の好調につながっているかもしれません。

ヒゲ解禁の影響も?

去年までとの違いの一つとして、チーム内でヒゲが解禁されたことがあります。

去年までは外国人選手のみがOKでしたが、今年から日本人選手も解禁になりました。

今江選手はロッテ時代からずっとヒゲをはやしてきたので、ヒゲ解禁で成績に好影響が出たのかもしれません。

こういうジンクスは意外と侮れなくて、例えば元阪神の井川慶投手も好調の時は髪を伸ばすというジンクスがありました。

なので、今江選手のヒゲも少なからず好影響があったと思います。

楽天のヒゲ無し文化はいつなくなったのか

精神的な理由

今季の好調の要因として、“慣れ”もあると思います。

楽天移籍時は初の一人暮らしだったようですし、不慣れなことも多かったと思います。

その点、3年目でだいぶ仙台にもなじんだと思いますし、野球に集中できる環境が整っていると思います。

心なしか、笑顔も増えた気がします。

あとは、“契約最終年”ということが最も大きいと思います。

FAで移籍してきて過去2年の成績がいまひとつだったこともあり、今年だめだったら解雇される可能性が高いです。

その意味でも今シーズンにかける思いは人一倍強いと思います。

このように精神的に充実していることも、好調の要因のひとつかなと思います。

このままいい状態を維持して、復活の年にしてほしいですね!

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