昨日もいい試合でした!
楽天イーグルスは5-2でオリックスに勝ちました。
辛島投手が6回2失点と試合をつくり、今季初勝利を手にしました!
ここまで辛島投手の試合では十分な援護ができていなかった打線ですが、意地の逆転を見せてくれました。
今回はその試合をふり返ります。
辛島:6回2失点の好投
まずは辛島投手です。
今シーズンはここまでノックアウトされた試合がなく、安定したピッチングをしていました。
この試合でもそれは変わらず、いいピッチングでした。
1~3回
まずは初回ですが、1アウトから安達選手にデッドボールを与えてしまいました。
それから盗塁で2塁に進まれ、吉田正尚選手はスライダーで空振り三振を奪ったものの、ロメロ選手にタイムリーを打たれ、いきなり失点してしまいました。
その後2回、3回はチェンジアップ、スライダーがさえわたり、オリックス打線を抑えました。
ストレートも130キロ強くらいで遅いのですが、バッターの反応を見ると振り遅れたり見逃したりしています。
球速以上に質のいい球なんでしょうね。
4~6回
4回は2連続ヒットでノーアウト1,2塁とピンチを迎えます。
次のT-岡田選手は打ち取ったものの、武田健吾選手に打たれて2点目を献上してしまいました。
この武田選手に対しては、第1打席で投じた6球全てがチェンジアップで、この打席も2球連続チェンジアップでした。
つまり全球チェンジアップでした。
これだけ続ければそりゃ打たれるよ、と素人目にはうつってしまうのですが、嶋選手はこういう徹底して何球も続ける配給が多いです。
それが裏目に出てしまった形です。
それでも後続は断ち、1失点で切り抜けました。
5回はヒットを1本打たれましたが、ロメロ選手を内角のストレートで見逃し三振に打ち取りました。
6回は三者凡退に切って取りました。
最後の打者は2点目を取られた武田選手でしたが、今回はチェンジアップ一辺倒ではなく、ストレートを中心に変えてセカンドゴロに打ち取りました。
結果は、6回5安打2失点8奪三振の好投でした!
打線:終盤で効果的に得点
打線も最終的には良かったですが、途中まではオリックス先発・西投手を打ちあぐねていました。
1~6回
初回、藤田選手とウィーラー選手のヒットで2アウト1,3塁のチャンスをつくりましたが、今江選手が空振り三振に倒れました。
2回、ペゲーロ選手のソロホームランで追いつきました。
その後もフォアボール2つでチャンスだったのですが、後続が凡退しました。
その後も再三ランナーを出しながら、得点することができませんでした。
このまま今日も辛島投手を見殺しか・・・と思いながら7回の攻撃に入りました。
7~9回
まず茂木選手がヒットで出塁。
143キロのストレートをうまくレフトに持っていきました。
その後送りバントで1アウト2塁となり、銀次選手が内野安打でつなぎました。
ボテボテのあたりでしたが、これがセーフになったのは大きかったです!
1アウト1,3塁でウィーラー選手に打席がまわりました。
3球のカーブがサードゴロになり、三塁手がホームに投げましたが、茂木選手のすばらしいスタートでセーフになりました!
これで2-2の同点となりました。
そして迎えるは今江選手!
初球のスライダーを見事ライト前に運びました!
これで3-2と逆転し、辛島投手に勝利投手の権利がつきました。
8回も藤田選手のタイムリー、ウィーラー選手の犠牲フライで2点を追加しました。
9回もランナーを出して、いい形で攻撃を終えました。
結局13安打を放ち、打線の復調を感じさせました。
ただ、5得点と拙攻気味だったことは次への課題ですね。
まとめ
ようやく辛島投手は今季初勝利をあげました。
今季は本当に良いピッチングをしているので、勝ち負け(1勝3敗)が逆でもおかしくないのですが・・・。
その分、今後打線が援護していってほしいですね。