8月15日、楽天イーグルスはソフトバンクホークスと対戦し、3-6で敗れました。
先発の古川投手が6失点と試合をつくれませんでした。
古川投手は実質今年からのスタートで良くやっていると思いますが、1流の投手になるにはもう一皮むける必要がありそうですね。
さて、昨日の試合では森原康平投手が今シーズン初登板を果たしました!
昨シーズンは前半戦大活躍でしたよね。
その後手術をして、この8月にようやく1軍に戻ってきました。
そして1回無失点2奪三振の好投をみせました。
今回は森原投手のピッチング内容とこれまでについて書いていきます。
2017年シーズンの森原投手
森原投手は広島県出身の2年目です。
山陽高校卒業後、近畿大学に進学します。
高校・大学と目立った成績は残せなかったようです。
しかし、社会人野球の新日鐵住金広畑に進んだ後、急成長を遂げ、2016年のドラフトで楽天に指名されました。
去年はルーキーながら42試合に登板し、13ホールドをマークしました。
とくに前半戦は森原投手が勝ちパターンのピッチャーとして重要な役割を果たしていました。
福山投手→松井裕樹投手へとつなぐセットアッパーとして大活躍をみせていました。
開幕から10試合連続無失点と、はじめからよかったですね。
しかし5月26日に5失点するなど徐々に調子が落ち、2軍落ちしました。
8月中旬に復帰後は可もなく不可もなしといった投球内容で、勝ちパターンには使われませんでした。
前半戦は良くて後半戦はいまひとつ、という印象です。
森原投手の投球フォーム
森原投手のフォームはこちらになります。
振りかぶって投げるオーソドックスな投球フォームに見えます。
185cmの長身ですが、スリークォーター気味なのであまり角度はない印象です。
あまり躍動感はなく、安定感あるフォームです。
なので力感が感じられないですが、力強いボールがいっています。
このギャップが、打者を惑わしているのかもしれません。
コントロールも良いですね。
8月15日の森原投手の投球内容
2018シーズンは8月15日に登板した森原投手ですが、完璧なピッチングを披露してくれました。
1回を無失点、2奪三振にとる好投を見せました。
しかも内容も完璧です。
2者連続3球三振の後、次の打者は全球ストレートで打ち取りました。
ストレートの球速もすべて150km/h以上で、自己最速を更新する152km/hも記録しました。
コントロールも非常に良かったですね。
かなりの調子の良さを感じさせるピッチングでした。
正直、去年よりいいピッチャーになったと思います。
このままいけば、間違いなく勝ちパターンの一角になりますね。
右ひじのケガからの復活
森原投手は今季、右ひじの手術をしました。
右肘後方鏡視下のクリーニング手術だそうです。
トミージョン手術のような大きなものではなかったですが、手術してから登板まで5か月かかりました。
リハビリ中はつらかっただろうと思いますが、復帰できてよかったですね。
ケガといえば釜田投手も右肩と右ひじを手術しました。
釜田投手は以前にトミージョン手術を受けて復活しただけに、また気の毒なことになってしまいました…
野球選手にとってケガほど悔しいものはないと思います。
これもまた乗り越えて頑張ってほしいですね。
まとめ
正直去年は森原投手のことはそこまですごいとは思ってませんでした。
去年の序盤の好調もビギナーズラックかなと思っていました。
ただ、この試合で印象がガラリと変わりました。
去年の成績はまぐれではないですね。
今後はより注目していきたいと思います。
福山投手もいない今、貴重なリリーフ投手なので、ぜひ結果を出して勝利の方程式に加わってほしいですね。