西巻賢二選手が好成績を残しています。

8月4日に1軍登録されてから徐々に出場機会を増やし、8月8日に早速プロ初ヒットを放ちました。

8月28日には3安打を放ち、初の猛打賞を記録しました!

そして8月29日現在、18試合の出場ながら、打率.327を残しています。

高卒1年目でこれだけやれれば十分すぎると思います。

しかもドラフト6位ですし、楽天は掘り出し物を獲得したかもしれません。

今回は、西巻選手のここまでの成績とその要因について書いていきたいと思います。

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西巻選手の守備

まずは守備からです。

西巻選手は主にショートとして出場しています。

守備ではその身軽さを利用したプレーが目立ちます。

twitterにもあがっていました。

ショートの深いところに飛んだゴロを流れるようにさばきましたね。

スローイングが少し弱い気がしますが、まだ1年目ですからね。

続いてはこちらです。

2分20秒あたりですね。

好プレー集に2回出ています。


1回目はショートの深いところの強い打球を、スライディング気味にキャッチしてすぐ送球。

2回目は後方のフライをジャンピングキャッチです。

両方とも西巻選手の身軽さが生きたプレーとなりました。

こうしてみると、打球を捕ることに関してはもう十分プロの1軍レベルだと思います。

ただ、送球が弱いところがあるので、そこが今後の課題ですね。

いずれにせよ、高卒1年目でこのクオリティはすごいと思います。

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西巻選手の打撃

続いて打撃です。

167cmとプロでも一際小柄な西巻選手ですが、打撃では力強い打球を結構とばしています。

その証拠にファームでは2塁打21本、ホームラン5本と長打力をみせています。

2塁打21本は現時点でイースタンリーグトップの数字です。

1軍でも、現時点で2塁打を3本も打っています。

これは出場試合のわりにかなり多いほうだと思います。

本拠地初ヒットの映像がこちらです。

三遊間をきれいに抜いていっていますよね。

僕はこの試合を現地観戦していましたが、ライナー性の力強い打球だったことを覚えています。

別のヒットの映像もあります。


いずれもしっかりと振りきっていますよね。

だから強い打球が打てるんだと思います。

なぜ西巻選手は活躍できるのか

なぜ西巻選手は高卒1年目にもかかわらずここまで活躍できるのでしょうか。

それは自分で考えられる力にあると思います。

西巻選手はパッと見、小学生と思うほどあどけなさが残る童顔です。

しかし、表情はきりっとしており目に力があります。

なのでふわふわした感じではなく、かなりのしっかり者だと思います。

そうすると野球でもどうしたら上手くなるか、成績を残せるかを常に考えているんだと思います。

ベースボール専門メディア「Full Count」のインタビューでも、

高校時代のスタイルから変えて、「バットを振り切ること」、「タイミングの取り方を長くする」など、自分なりに考えて試行錯誤している姿が見受けられました。

このように、ただ漫然と試合や練習に臨むのではなく、自分の課題を持ちながらやっていることが、いまの好成績につながっていると思います。

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