2018年シーズンがいよいよ開幕しました!

3月30日の開幕戦、楽天イーグルスは3-2で千葉ロッテマリーンズに勝利しました。

延長12回におよぶ熱戦でしたが、12回表に藤田選手のタイムリーで勝ち越しに成功し、最後は高梨投手が締めました!

松井裕樹投手は打たれてしまいましたが、その後福山→高梨と完ぺきなリリーフでした。

先発則本投手は、7回9安打1失点と、粘りの投球をみせました。

その球数は、プロ入り後自己最多の150球にのぼりました。

開幕戦での150球は、2004年の松坂大輔投手以来でした。

ここで気になったのは、楽天の投手で1試合で最も球数を投げた投手はだれなのか、ということです。

今回はそれについて調べてみました。

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伝説の日本シリーズでの田中将大?

記憶に新しいのは、2013年の日本シリーズ第6戦で、田中将大投手が記録した160球です。

このときの球数の多さは結構話題にあがりましたし、当時田中投手の獲得を目指していたメジャーリーグの各球団も注目していました。

しかもその次の日にリリーフで登板したことも話題を呼びました。

それほど現代の野球は球数に対して神経質になっています。

しかし、この伝説の160球よりも上がいることがわかりました。

楽天史上N0.1の球数は有銘兼久!

それが、2006年の有銘兼久投手です。

8月25日の対千葉ロッテマリーンズ戦(フルキャストスタジアム宮城)で、延長12回を投げ切って17奪三振1失点の好投(試合は引き分け)を見せました!

youtubeで見ましたが、変化の大きい横のスライダーとストレートのコンビネーションで、まさに快刀乱麻のピッチングでした。

その球数は、なんと188球

田中投手の160球を大きく上回る数字です。

しかも12回17奪三振完投ってすごすぎですね。

投げる方もすごいですが、そこまで投げさせる野村監督もすごいですね。

よほど調子が良かったのか、投手を使いたくなかったのか、どういう理由なのかはわかりませんが・・・。

僕が調べたなかでは、この有銘投手が1試合で最も球数を投げた投手でした!

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プロ野球史上の最多投球数は!?

参考までに、プロ野球全体で見た時の最多投球数のデータもありました。

1942年5月24日に、大洋の野口次郎投手が、対名古屋軍戦で、当時世界最長の延長28回を先発完投し、344球を投げました!

344球って・・・現代の先発ピッチャーの球数の3試合分じゃないですか!

延長28回も3試合分ですね。

しかも、前日の試合でもあわやノーヒットノーランという快投をみせています・・・これこそまさに次元が違うというやつですね。

でも、球数3試合分・回数3試合分ということは、1試合(9回)あたり100球の超省エネピッチングだということですね。

コスパ良すぎでしょ(笑)

まとめ

というわけで、楽天の1試合の球数歴代最多は、有銘兼久投手でした!

僕が見始めたころには、そんなに衝撃的な活躍をしてたという印象はないのですが、すごい投手だったんですね~。

それにしても野口投手は凄すぎです。こんなにタフなピッチャーは今後まず現れないでしょう。

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