楽天イーグルスといえば、元来投手のチームです。
2005年以降、多くの好投手たちが在籍してきました。
その間、様々な奪三振の記録が打ち立てられてきました。
今回は、そんな奪三振にまつわる記録をまとめてみました。
1試合の奪三振記録
これは、先発投手が1試合に何個三振をとったかという記録です。
選手名 | 奪三振数 |
---|---|
田中将大 | 18 |
有銘兼久 | 17 |
田中将大 | 15 |
則本昂大 | 14 |
松井裕樹 | 14 |
岩隈久志 | 13 |
岸孝之 | 13 |
田中将大 | 13 |
則本昂大 | 13 |
1位はやはり、レジェンド田中将大投手ですね。
1試合18奪三振はプロ野球歴代2位の記録(延長は含まない)で、勝利投手としては最多だったそうです。
この年は縦スライダーに加えて新球・スプリットを投げ始めたことから、三振数が激増しましたね。
2位に入ったのが、意外といっては失礼かもしれませんが(笑)、有銘兼久さんです。
左のワンポイントでの活躍のイメージが強い有銘投手ですが、若手時代には先発もしていました。
そしてこの試合では、17奪三振とっただけでなく、延長12回まで投げています!
12回188球17奪三振1失点という、伝説の記録を残しています。
今のプロ野球では絶対にありえません(笑)
以降の順位は、田中将大投手、岩隈投手、則本投手、岸投手といったエースが順当にランキングしていますね。
連続奪三振
これは、何個連続で三振をとったかという記録です。
楽天では、7者連続三振が球団記録です。
2006年:グリン投手
2009年:岩隈久志投手
2018年:松井裕樹投手
です。
ちなみに歴代最高は9者連続で、2人います。
1957年 梶本投手(阪急)
1958年 土橋投手(東映)
でした。
オールスターも含めると、江夏投手の9者連続三振も有名ですね。
3者連続3球三振
続いて、3者連続3球三振です。
つまり、3人の打者に対してすべて3球三振、すべてストライクで三振を奪うということです。
この記録はかなり希少で、日本プロ野球で史上18人しかいなく、完全試合の達成者とほぼ同じ数(15人)です。
この記録を達成した選手は・・・松井裕樹投手です!
2017年4月25日に、千葉ロッテ相手に達成しています。
9球すべて空振りです。
さらにすごいことに、松井投手は3-5番のクリーンナップから3者連続3球三振を奪いました!
これは長いプロ野球の歴史で史上初めての快挙です。
動画を載せておきます。
圧巻でしたね!
2018シーズンは不調でしたが、まだまだ若いので、今後もどんどん三振を奪ってほしいですね!
連続二桁奪三振
次は連続二桁奪三振です。
これはもうわかりますよね。
1位は8試合連続二桁奪三振の則本昂大投手です!
こちらが3位までのランキングです。
順位 | 選手名 | 奪三振 | 年度 |
---|---|---|---|
1 | 則本昂大 | 8 | 2017 |
2 | 則本昂大 | 3 | 2016 |
2 | 則本昂大 | 3 | 2018 |
2017年に達成したのは記憶に新しいです。
さらに、則本投手は3試合連続二桁奪三振を2回も達成しています。
これは他の選手の追随を許していません。
意外にも田中将大投手は2試合連続が最高でした。
2試合連続なら何回もありますが、3試合連続はなかったですね。
全員奪三振
こちらはかなり珍しい記録になっています。
全員奪三振は、出場選手全員から三振を奪うことです。
これまでにパリーグで6人しか達成していません。
その中で、楽天の選手が二人も記録しています。
岩隈久志投手と、則本昂大投手です!
岩隈投手は2009年の西武戦で達成しました。
9回132球11奪三振で、途中7者連続三振を記録するなど熱投しました。
一方、則本投手は2014年の日本ハム戦で達成しました。
9回119球13奪三振の完封勝利でした。
いままで6人しかいない中で、楽天の選手が二人も入っているのはすごいことですね。
しかし、もっといそうな感じがしたので、6人しかいないのは意外でしたね。
通算奪三振
最後は、通算での奪三振ランキングです。
順位 | 選手名 | 奪三振数 |
---|---|---|
1 | 田中将大 | 1238 |
2 | 則本昂大 | 1178 |
3 | 岩隈久志 | 747 |
4 | 青山浩二 | 669 |
5 | 美馬学 | 588 |
※楽天イーグルスでの成績に限っています。
※2018年シーズン終了時です。
やはり1位は田中将大投手ですね。
2位には則本投手がきています。
順調にいけば、来年には間違いなく田中投手の通算奪三振を超えるでしょう!
3位は岩隈投手です。
意外に少ない気がしますね。
4位には青山投手が入っています。
青山投手は主に中継ぎとして活躍しているので、意外でしたね。
まとめ
やはりエースと呼ばれる選手は何らかの三振の記録をもっているんですね。
岩隈投手、田中投手、則本投手、松井裕樹投手それぞれに記録がありました。
これからも大エースと呼ばれる人材が入って、どんどん三振を奪っていってほしいですね。