今更言うまでもないことですが、2018年の楽天はとにかく点がとれません。

ここまで得点できないのは球団史上初めてじゃないですかね?

ファンとすればもう我慢の限界だと思います。

応援するだけむなしくなってしまいますね。

今回はそんなフラストレーションを発散すべく(笑)、楽天の貧打線の原因とその解決策について考えていきたいと思います。

スポンサーリンク

貧打の原因

まずは貧打の原因についてあげていきたいと思います。

それはずばり個々の力と得点圏打率です。

まず6月15日時点で、チーム打率が.229で12球団最下位です。

また得点圏打率にいたっては.212とダントツの12球団最下位です。

これでは勝てないのは当たり前ですよね。

なぜここまで得点できなくなってしまったのでしょうか?

茂木栄五郎の大不振

まずは茂木選手の大不振の影響が大きいですね。

去年は最初から打率3割以上をキープして、長打も多かったです。

ホームランも5月終了時点で10本打っていました。

それが今年は現時点で打率.250前後、ホームラン3本に沈んでいます。

なにより力強い打球が飛ばなくなりました。

去年は打席に立つと必ず何かやってくれそうな雰囲気があったのですが、今年はそれが全くありません。

スイングもどこか弱々しく感じます。

イキの良さとか勢いが失われてしまっています。

外国人トリオの不振

ペゲーロ、ウィーラー、アマダーら外国人トリオの不振も非常に大きいです。

特にペゲーロ選手ですね。

去年は茂木選手とともに打線を引っ張ってましたからね。

あの1,2番コンビは非常に頼もしかったのですが・・・。

ウィーラー選手は去年スロースターターでしたが、5月は打率.330を超えてホームラン10本と絶好調になりました。

今年は6月にはいっても打率.260台をウロウロしています。

ホームランも5本と半分以下です。

しかも間が悪いことに、6月15日の試合でヘッドスライディングをしたせいで左手の人差し指を骨折してしまいました。

アマダー選手はケガもありましたが、もともと打率が低かったので、ペゲーロ・ウィーラーの両選手に比べたらまだ落ち度合いはましかなと思います。

極端に低い得点円打率

先ほど述べたような極端に低い得点圏打率も楽天が勝てない大きな原因です。

打率が低くても、得点圏打率が高ければさほど問題ないんです。

その証拠にオリックスはチーム打率が.236でリーグ5位ですが、得点圏打率は.274でリーグ2位です。

結果として6月15日現在、パリーグ3位となっています。

楽天は得点圏打率.212と、12球団ダントツの最下位です。

これまで何度満塁のチャンスを逃してきたことか・・・。

本当に見ていてイライラしますよね。

平均的な選手が多い

今の楽天の日本人選手には、良くも悪くも平均的な選手が多いです。

そこそこ打てて足が速い選手は多くいますが、突出した能力のある選手というのが少ない気がします。

例えば長打は少ないけど、常に打率が高くて足が速い選手とか、逆に打率は低いけどホームラン30本以上打てる選手とかですね。

昔で言ったら鉄平さんとか山崎武司さんですね。

こういった野手のスター選手がいないです。

打率.250~260台で、長打無し、盗塁も10個前後、こういう選手が多いんですよね。

一人でもスターと呼べる選手がいればだいぶ違うんですが、まだいないのが現状です。

これも貧打線の原因だと思います。

スポンサーリンク

貧打を改善するには!?

ここまでで楽天の貧打の原因について挙げてきましたが、ここからはこの現状を改善できる策を考えていきたいと思います。

ランナー3塁の場面で打たせない

戦力で勝てなければ、戦略で勝つしかありません。

楽天はランナーが3塁にいるときの得点率が非常に低いと思います。

例えば1アウト満塁で、非常に浅いフライを打ったり、中途半端に当ててダブルプレーを取られたりと、最悪の結果を招いてしまうことが多々ありました。

それもこれも普通に打たせていたことが原因だと思います。

普通に打たせても得点圏打率.212なので、点が入らない可能性は非常に高いです。

なので、スクイズとかギャンブルスタートといった戦略を取ったほうが良いと思います。

ギャンブルスタートなんかは、投球と同時に3塁ランナーがスタートするので、バッターは当てることに集中すればいいだけなので、普通に打つよりもはるかに得点しやすいと思います。

特に打率.250未満の日本人選手には徹底して打たせないほうがいいと思います。

若手を積極的に使う

あとは若手を積極的に起用するのも良いと思います。

今の打線に必要なのは爆発力、つまり集中打です。

ベテランの選手だと、なかなか爆発力というのは期待できません。

なので、若手の選手を積極的に使ってみるのも手だと思います。

世代交代もできていないのが現状なので、チームを活性化するいい機会だと思いますね。

若手有望株の筆頭は、田中和基選手でしょう。

この選手は現状でも走攻守で活躍してますし、スターになれる器だと思います。

たとえ不振に陥っても、使い続けた方がいいと思います。

あとは岩見選手も1軍で使った方がと思います。

2軍では6月15日現在、打率.329、ホームラン8本と好調を維持しています。

5月の初昇格のときにはヒットが打てませんでしたが、我慢して使ってみるのも手だと思います。

何かひとつきっかけがあれば爆発する可能性もあると思います。

まとめ

以上、楽天の貧打線の原因と解決策を考えてきました。

目下、チャンスで得点することが一番の課題かなと思います。

そのためには、チャンスでの戦略を確立させておくことが重要だと思います。

個人的にはギャンブルスタートは非常におもしろいと思います。

あとは茂木選手の復調と田中和基選手のブレイクに期待したいですね。

この二人は未来の楽天の中心選手だと思います。

茂木選手にはこんなところでうずもれてしまっては困ります。

何とか復調して、前みたいに力強い打球をとばしてほしいですね。

田中和基選手はある程度結果を残しつつあるので、ケガだけは気を付けてほしいところです。

スポンサーリンク