11月19日、塩見貴洋投手が契約更改しました。

400万円減の推定年棒3400万円とされています。

この記事では2018シーズンの塩見投手の活躍をふり返ります。

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2018シーズンの塩見投手の成績

こちらが塩見投手の今シーズンの成績になります。

 年度 登板勝利敗北防御率完投完封勝無四球勝率投球回安打本塁打四球死球三振暴投失点自責点
201811233.561010.468.1718825303027

塩見投手は今シーズンもケガに悩まされました。

昨シーズンよりは登板数が多かったですが、11試合の登板にとどまりました。

続いて月別の成績がこちらです。

 月 防御率登板完投完封無四球投球回被安打被本塁打奪三振与四球与死球暴投失点自責点
5月6.4330000114214152001110
6月1.29100010721501011
7月2.5331011021.12001531086
8月3.4640000226283183001010

初登板が5月と開幕からずれ込みましたが、6~8月は良い投球を続けていました。

特に6,7月は良かったですね。

防御率にも好調さが表れています。

しかし9月以降は再度ケガのため登板がありませんでした。

防御率は3.56とまずまずなので、ケガさえなくなればもっと登板数も勝ち星も稼げたと思います。

今シーズン一番の投球

今シーズン一番光ったのは、7月20日の西武戦です。

この試合で、塩見投手は9回2失点の好投を見せ、6年振りの完投勝利を挙げました!

球数も104球と、かなりの省エネピッチングでした。

こちらがその試合のハイライトです。

相手先発はあの菊池雄星投手でしたが、見事に投げ勝ちましたね。

途中打球が手に当たるアクシデントもありましたが、その後もマイペースに投球を続けていました。

そして完封がかかった9回、連打で失点してしまいましたが、その後ダブルプレーで最少失点に抑えました。

インタビューでは「完封したかった」と悔しがっていましたが、十分やってくれたと思います。

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自身初の手術

今シーズン、塩見投手はヘルニアを発症していました。

ヘルニアといえば、野球選手でも結構よくきく故障ですよね。

だましだましプレーする場合もあるそうですが、塩見投手は早めの手術を決断しました。

もうすでに手術は無事終了しており、軽いリハビリをスタートさせているそうです。

今後の見通しについては、キャンプインまでにはキャッチボールを始め、4月くらいには2軍の試合で投げられるようスケジュールをたてている、とのことでした。

再発のリスクを避けるためにも、ゆっくり確実に良くなるように考えているそうです。

ということは、開幕はほぼ絶望ということですね。

残念ですね。

ここ数年、開幕からローテーションを守っていなかっただけに、来年こそはと思っていたでしょうに。

ただ、焦って再発したら元も子もないので、マイペースにやっていってほしいですね。

余談ですが、塩見投手は手術前、西武の秋山選手に手術するかどうか相談したそうです。

塩見投手と秋山選手は八戸大の同級生で、仲が良かったんですね。

もっとも、「『痛みなくできるのが1番いいからやったら』って軽い感じだったんで、あまり参考にしなかったですけど」とのことでした(笑)

まとめ

今シーズンも登板機会は少なかったですが、登板した試合ではしっかり試合をつくることが多かったですね。

6年ぶりの完投勝利は良かったですが、ケガによる離脱が痛かったですね。

塩見投手は貴重な左の先発投手なので、楽天には欠かせない存在です。

来シーズンはまずはコンディションを整えることを第一に頑張ってほしいですね!

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