カラスコ・・・最近めっきりその名前を聞かなくなりました。

皆さんは覚えているでしょうか?

楽天のマスコットといえば、クラッチですよね。

球団公式マスコットキャラクターとして活躍しています。

その一方で、非公認のマスコットとしてファンに親しまれていたのが、Mr.カラスコです。

ところが冒頭にも述べたように、最近全くといっていいほど現れなくなりました。

今回はそのカラスコについて書いていきます。

スポンサーリンク

Mr.カラスコとは?

まず、Mr.カラスコについて簡単にご紹介します。

こちらのツイートに写真がのっていました。

黒いのがカラスコです。

wikipediaによると、Mr.カラスコは「楽天イーグルスの非公認マスコットキャラクター、タレント、宮城県産業廃棄物適正処理監視指導員(通称:産廃Gメン)」となっています。

2005年4月1日に宮城球場に突如登場したのが始まりです。

本名はホセ・アントーニオ・S・カラスコ・ディアスです。

長い名前ですね(笑)

覆面と全身黒のユニフォームが特徴で、覆面には白、黒、赤、猿など多彩なものがあり、被っている覆面によって性格が変わるそうです。

いつも同じような挙動に見えましたけどね(笑)

覆面は万が一剥がされた時の為に2枚重ねにしているそうです。

これまでの出没状況

カラスコは、とにかくやりたい放題でその場を荒らします(笑)

この動画のように、だいたいバイクにのって登場することが多いです。

そして皆の邪魔をして帰っていくのがパターンです。

この動画では球場に出没していますが、球場外や球団とは一見関係ないイベントなどに露出する機会が多いです。

2007年の6月には、宮城球場近くの病院に出没しました。

白衣姿で小児科病棟に現れ、おもちゃを取り上げたり、聴診器を頭につけたりと、いつものようにやりたい放題に振舞ったそうです。

幸い、子供たちからの受けは良かったようです。

中の人は?

カラスコの“中の人”は、過去にトラッキー、ブラックホッシー、ゴールデンドアラの“中の人”として親しまれていた人物だそうです。

特にドアラはバク転で有名ですね。

だからカラスコもバク転が上手いんでしょうね。

それにしても一人で何役もこなすのは大変でしょうね~。

割と高度な技術が必要なところもあるので、できる人はあまりいないと思います。

スポンサーリンク

慈善活動も

悪役キャラとして活動しているカラスコですが、「(カラスなので)ゴミをあさりまくる」というキャラクター設定のためか、ゴミ拾いに関しては熱心です。

球場の周りのゴミ拾いをしたり、7回裏攻撃前のジェット風船打ち上げ後はゴミとなる落ちた風船を回収したりしています。

先にも書いたように、宮城県産業廃棄物適正処理監視指導員にも任命されており、宮城県や仙台市と散乱ゴミの削減に努める協定を結んだりしています。

ただ、本人には慈善活動をしている意識はないようです。

ゴミを見ると無性に拾いたくなるんでしょうね。

最新の動向

2005年から活動しているカラスコですが、最近はまったく見なくなってしまいました。

宮城県七ヶ浜町の7つの浜はMr.カラスコが自身の7つのマスクを隠している飛来地とされています。

2011年の震災によって、浜が打撃を受け、その環境の変化がMr.カラスコの飛来状況にも影響しているとされています。

出没が減ってきたのは、この影響もあるかもしれません。

紹介したツイートが2013年なので、それまではいたことは確かです。

2014年にも、東日本大震災の津波被災地にレンゲ畑をつくる復興支援活動「Mr・カラスコ 7Beach プロジェクト」を開催しています。

また、同年4月24日にも東京ドームでの西武戦に出没しています。

しかし、2015年からは全く見なくなりました。

活動状況はまったくわからないです。

少なくとも、2015年~2017年までは全く球場に姿を見せていないです。

まとめ

ファンからの人気が非常に高かったカラスコですが、最近は全く出てきません。

初登場から13年も経っているので、当時とは状況も変わっていると思います。

震災の影響や、加齢からくる衰えもあると思います。

体調がすぐれないということもあるかもしれません。

それでも楽天が弱い時期に球場を盛り上げてくれた立役者なので、ファンとしてはまた出てきてほしいですね。

追記:2018年9月30日に再び襲来!

2015年から見なくなったカラスコですが、2018年9月30日に4年振りに宮城球場に襲来しました!


相変わらずといった様子で、バク転も披露していましたね。

ファンも大盛り上がりをみせていました。

しかしこの間の沈黙は何だったんでしょうね?

スポンサーリンク