10月25日、プロ野球ドラフト会議が行われました。

個人的には甲子園で活躍した吉田輝星投手も指名してほしかったのですが、されませんでしたね。

正直、名前をみても知っている選手はほとんどいませんでした。

唯一引っかかったのは、育成ドラフト2位の則本佳樹(よしき)投手です!

則本という姓はそう多くないですからね。

・・・やはりさんでした!

今回は則本佳樹投手について、球速やフォームなどを調べてみました。

どうしてもお兄さんと比較してしまいますが、悪しからず・・・。

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則本佳樹投手のプロフィール

則本佳樹投手は滋賀県犬上郡多賀町出身です。

当然、お兄さんの昂大選手と同じですね。

年齢は4つ年下の24歳です。

身長体重は174cm 76kgです。

お兄さん(178cm 82kg)より少し小柄ですね。

現在、静岡県島田市の山岸運送で働きながら、社会人チーム・山岸ロジスターズの投手としてプレーしています。

高校時代は甲子園に出場

則本佳樹投手は北大津高校出身です。

2012年に甲子園に出場しています。

そこはお兄さんに勝っていますね。

甲子園での成績はこちらになります。

回数打者球数安打三振四球死球失点自責
8 1/337132954052

1回戦で敗れてしまいましたが、先発としての役割は十分果たしました。

なお、この年は則本投手がまだプロ入り前だったので、佳樹投手もまったく騒がれていませんでした。

大学入学時の秘話

そして甲子園での好投が目につき、近畿大学から誘いがきました。

しかし高額な学費がネックになり、進学をあきらめかけていました。

そのときに手を差しのべたのが、兄の昂大投手でした。

当時則本投手は楽天に指名を受けたばかりで、まだ活躍も約束されていませんでした。

にもかかわらず、「いけるチャンスがあるならいってこい」と、その契約金で学費を払ってくれると言ったそうです。

やはり持つべきものは良い家族ですね。

そして佳樹投手は大学に通う決心をしたそうです。

しかし、右ひじのケガで大学時代は芽が出ませんでした。

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則本佳樹投手の球速・球種とフォーム

則本佳樹投手は、最速145km/hのストレートと、カーブ、スライダー、フォークなど5種類の変化球が武器です。

スカウトからは、「ストレートの質が良く、変化球もストレートと同じ振りで、縦に大きく割れるカーブやスライダー、カットボールやフォークボールを投げ分けるなど器用な投手」と評価されています。

ストレートの質が良いのは、兄譲りでしょう。

カットボールは、昂大投手は投げないので、どんな球か楽しみですね。

こちらが投球の映像になります。

振りかぶってから足を上げる動作がお兄さんそっくりですね!

腕を思い切り振れるところも似ています。

かつての阪神の新井兄弟も、打撃フォームが似ていましたが、やはり兄弟でフォームが似るもんなんですね。

そういえば、新井兄弟もお兄さんの名前は“たかひろ”ですね(笑)

アートの才能も!

もうひとつ注目したいのが、則本佳樹投手のアートの才能です。

現在勤務されている山岸運送では、社長からもデザインの才能を認められています。

トラックなどのボディプリントを任されているそうです。

また、山岸ロジスターズのカレンダーのデザインも佳樹選手が作成したそうです。

こちらがそのカレンダーです。

たしかに普通にカレンダーとして使えますね。

楽天のカレンダーにもこういう感じのがあった気がします。

このアーティスティックな才能が野球でも生かされるといいですね!

まとめ

以上、則本佳樹投手についてでした。

今後、佳樹投手は良くも悪くも則本昂大投手の弟として注目されていくことでしょう。

比較対象となり嫌になるときもあるかと思いますが、兄にはない自分だけの武器を見つけて頑張ってほしいですね。

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