前回はドラフト1位から5位までの2019年ルーキーをご紹介しました。
この記事では、ドラフト6位から育成選手までをご紹介したいと思います。
ドラフト下位とはいえ、注目度の高い選手たちばかりです。
ドラフト1位~5位の選手については、こちら(楽天の2019年ルーキーの経歴や選手としての特徴まとめ【ドラフト1位~5位】)の記事をご覧ください。
ドラフト6位:渡邊佳明
ドラフト6位は、渡邊佳明(わたなべ・よしあき)選手です。
平成30年度東京六大学野球秋季リーグ戦
渡邊 佳明 明治大学 4年(中本牧S→横浜高校2015年卒→明治大学2019卒予定→東北楽天ゴールデンイーグル入団予定)
本日で全日程終了したため佳明の首位打者が確定しました。
欲しくて欲しくてしょうがなかったタイトル…おめでとうよっくん㊗️#渡邊佳明 pic.twitter.com/kPs4qP4pEm— だばし (@dabashi0810) 2018年10月29日
こちらがプロフィールです。
生年月日:1997年1月8日
身長体重:180cm/79kg
背番号:48
守備位置:内野
右投左打
明治大学出身
この選手は、あの横浜高校の名監督だった渡邊元智さんのお孫さんです。
渡邊さんといえば松坂大輔投手を擁した春夏連覇のイメージが強いですよね。
それだけでも注目度が高いですが、実力も申し分ないです。
非常にミート力が高く、バットコントロールに長けています。
パワーこそそれほどないですが、
大学最後の東京六大学リーグ戦では、打率.420を記録し首位打者に輝きました。
守備でもショートを含め内野ならどこでも守れるというユーティリティプレイヤーです。
今年の楽天は平石監督の方針で選手に複数のポジションを守らせることになっているので、渡邊選手にとってかなりチャンスですね。
ドラフト7位:小郷裕哉
ドラフト7位は、小郷裕哉(おごう・ゆうや)選手です。
立正大が9年ぶり決勝へ!楽天ドラフト7位・小郷裕哉「坂田監督の野球が一番と証明したい」【明治神宮大会準決勝 立正大-関西国際大】https://t.co/cRAkfJRtcX pic.twitter.com/5ogebJUVOX
— baseballgate (@baseballgate) 2018年11月13日
プロフィールはこちらになります。
生年月日:1996年8月3日
身長体重:178cm/85kg
背番号:51
守備位置:外野
右投左打
立正大学出身
この選手は、打撃の確実性にまず定評があります。
それでいて、高校通算28ホームランを打った長打力もあります。
また、50m走5秒8という俊足も併せ持ち、走攻守3拍子そろった選手です。
関西高校時代は甲子園に2回出場し、大学時代も侍ジャパン代表候補にもなりました。
ポジションは外野手なので、最大のライバルが辰巳選手になります。
かなり強力なライバルですが、お互いに切磋琢磨して大きく成長してほしいですね。
ドラフト8位:鈴木翔天
ドラフト8位は鈴木翔天(すずき・そら)投手です。
鈴木翔天
楽天8位おめでとう🎉 pic.twitter.com/lEbX0o1lJV— えんちゃん (@S1017En) 2018年10月25日
プロフィールはこちらになります。
生年月日:1996年8月19日
身長体重:184cm/77kg
背番号:56
守備位置:投手
左投左打
富士大学出身
またもサウスポーの投手です。
今ドラフト3人目で、球団の左投手に対する期待が高いことがわかりますね。
鈴木投手は、本格的に投手を始めたのが大学に入ってからという異色の経歴の持ち主です。
4年間で一気に成長し、プロ入りまで上り詰めました。
鈴木投手を一躍有名にしたのが、3年秋の北東北大学野球リーグでの完全試合です。
このとき15奪三振を奪い、全国から注目を浴びました。
球の見えずらいフォームから、右打者内角にズドンと放たれるクロスファイヤーが最大の武器です。
球速もmax149km/hと威力十分です。
また、宮越スカウトのコメントによると、頭の良さと落ち着き、そしてゲームメイクも評価されています。
元巨人の左のエース・内海投手のようなタイプだそうです。
球の威力だけでなく、ゲームメイクにも定評がある鈴木投手。
ドラフト8位ですが、エースになる可能性も秘めています。
育成1位:清宮虎多朗
続いて、育成選手の紹介です。
育成1位は、清宮虎多朗(せいみや・こたろう)選手です。
楽天育成の清宮虎多朗 シャトルランで球団新記録 https://t.co/A9lGxcn8Jz @nikkansports #npb
— ふくださん (@fukudasun) 2019年1月10日
プロフィールはこちらになります。
生年月日:2000年5月26日
身長体重:190cm/85kg
背番号:135
守備位置:投手
右投左打
八千代松陰高校出身
「きよみや」ではないですね。
日ハムの清宮幸太郎選手に名前が似ているということで話題になりました。
ちなみに誕生日も清宮幸太郎選手(5月25日)と1日違いです。
こんな偶然があるもんですね(笑)
ただ、投手と野手ということが決定的に違います。
清宮投手の武器は、190cmの長身を活かした角度のあるストレートです。
最速こそ145km/hですが、まだまだ伸びる可能性が高いです。
キレのあるスライダーも評価されています。
また、twitterにも上がっていますが、シャトルランで球団記録の143回をマークしました!
かなりのスタミナの持ち主ですね。
根性もありそうです。
これからどれだけ成長するか、楽しみですね。
育成2位:則本佳樹
最後に紹介するのが、育成2位の則本佳樹(のりもと・よしき)投手です。
【ドラフト】楽天が則本の弟を指名 日本ハムは育成初指名 (スポーツ報知) – Yahoo!ニュース https://t.co/5152nOm00s
楽天は育成2位でエース・則本の弟の山岸ロジスターズ・則本佳樹投手(24)を指名した。 pic.twitter.com/YLMepyCYuo
— のもとけ (@gnomotoke) 2018年10月25日
ご存知・エース則本昂大投手の弟ですね。
プロフィールはこちらになります。
生年月日:1994年5月14日
身長体重:174cm/76kg
背番号:136
守備位置:投手
右投左打
山岸ロジスターズ出身
兄の昂大投手譲りの伸びのあるストレートと、縦に大きく割れるカーブやスライダーが武器です。
カットボールも投げ、多彩な変化球をもっています。
フォームもお兄さんとかなり似ています。
どうしてもお兄さんと比較されてしまうと思いますが、佳樹投手にしかない武器もあると思うので、それを磨いていってほしいですね。
則本佳樹投手については、こちらの記事でもご紹介しています(則本の弟・佳樹が楽天の育成2位に その経歴や球速・フォームは?)。
まとめ
以上、2019年のドラフト6位~育成の選手をみてきました。
下位ではありますが、話題性のある選手たちばかりでしたね。
プロでは当たり前ですが、結果が出る選手にドラフトの順位はほとんど関係ありません。
先のことは誰にもわからないのです。
なのでこの中から将来スターになる選手も出てくると思います。
そう考えると今後が楽しみで仕方ないですね。
選手たちにはケガだけには気を付けて頑張ってほしいですね。