楽天は快調な滑り出しをみせています。

開幕戦こそサヨナラ負けしたものの、4月4日時点で5勝1敗と大きく勝ち越しています。

この素晴らしいスタートダッシュの立役者の一人が、ウィーラー選手です。

好調な楽天打線の中でもひときわ目立っています。

球団史上初となる開幕から5戦4発のホームランを打っています。

例年スロースターターだっただけに、この活躍は大きいですね。

今回はウィーラー選手の好調の理由について迫っていきたいと思います。

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今シーズンの全打席成績

こちらが、4月5日時点の今シーズンのウィーラー選手の全打席の成績になります。

日付第1打席第2打席第3打席第4打席第5打席
3月29日右本(2)三失二飛一飛
3月30日中飛空三振中安(1)中2(3)
3月31日左2左本(1)四球見三振左本(1)
4月2日遊ゴロ遊ゴロ四球一邪飛
4月3日二ゴロ空三振中安(1)左本(2)
4月4日右飛左安投ゴロ右安

赤字がヒットで、太字がヒット+打点となっています。

見ての通り打ちまくっています。

加えてヒットの多くが打点付きになっています。

これも大きいですね。

ただ打率が高いだけでなく、チャンスで打てています。

まさに非の打ちどころがないですね。

成績の比較

ウィーラー選手は、昨シーズンまでスロースターターとして知られていました。

こちらが年ごとのウィーラー選手の3月,4月の成績です。

15年 打率.172、1本塁打、3打点
16年 打率.284、2本塁打、19打点
17年 打率.191、1本塁打、6打点
18年 打率.232、2本塁打、5打点
19年 打率.417、4本塁打、11打点

一目瞭然で今年の絶好調ぶりがわかりますね。

まだ4月始まったばかりですが、ホームランはすでに4本と、過去4年で一番放っています。

打点も11と現在リーグトップです。

昨年までとは何が違うのでしょうか。

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日刊スポーツの記事によると、2018年シーズン終了後、平石監督に「春先から体を作ってきてくれ」と言われたそうです。

これに対しウィーラー選手は、「自分が期待されているんだと思って、ちゃんと準備していた」そうです。

今までは夏場にピークがいくように調子を合わせていたんですかね。

いずれにせよ、ウィーラー選手の好調は春に合わせて調整をしてきたことにあるといえますね。

ということは夏バテする可能性もなきにしもあらず・・・?

今は考えないようにしましょう(笑)

フォームの比較

続いて、去年と今年の打撃フォームを比較してみましょう。

こちらが去年のフォームです。

ヒットからホームランまであります。

そしてこちらが今年です。

ウィーラー選手の登場は1:44と3:01になります。

去年までは若干足を上げていたのが、今年はすり足気味になっていますね。

ステップを変えたようです。

もちろんステップだけでなく、体が仕上がっていることも好調の要因だと思います。

まとめ

動画でも出ていましたが、嶋選手の「行くぞー!」みたいなガッツポーズは面白かったですね(笑)

ウィーラー選手が打つとチーム全体が盛り上がります。

チーム1のムードメーカーですね。

それだけに、このまま好調が続くことを祈るばかりです。

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