3月13日の横浜戦、楽天イーグルスは投手陣が打たれ、1-7で負けました。
その中で光ったのが、5年目の内田靖人内野手です。
代打で出てきた9回裏、ホームランを放ちました。
カウント0-1から、球種はわかりませんが、来た球を振りぬき、
レフトスタンドに叩き込みました。
これでオープン戦打率4割6分2厘、2本塁打、9打点と絶好調です。
この将来の4番候補について調べてみました。
出身は東北!
内田選手は福島県いわき市出身です。
東日本大震災で大きな被害を受けた地域です。
中学時代までいわき市に住んでいて、
いわき松風クラブでは4番を務めていたそうです。
震災について多くは語っていませんが、
内田選手が活躍すれば地元も盛り上がると思うので、
ぜひ結果を出してほしいですね。
甲子園に3回出場!
高校は茨城の常総学院に進学し、なんと甲子園に3回も出場しました。
しかも2年生から三塁のレギュラーでクリーンナップを打っていました。
すごいですね。
2年夏の甲子園では、あの松井裕樹投手と対戦し、チームは19三振を喫しましたが、
内田選手は2安打を放ったそうです。
松井裕樹と同期なんですね。
この年の甲子園はまったく見てなかったので、初めて知りました(笑)
3年春の選抜甲子園では4番キャッチャーとして出場し、
1回戦で敗退しましたが、きっちり2安打を放っています。
3年夏の県大会では大会タイ記録となる4本のホームランを放ち、
県大会決勝戦でライト中段席に飛び込むサヨナラホームランを放ったそうです。
劇的な活躍ですね。
夏の甲子園では準々決勝まで進み、2ホーマーを放ちました。
しかもそのうちの1本はレフトスタンド中段まで運んでいたので、
相当なパワーの持ち主ですね。
2回戦では、座ったままで二塁に牽制球を投げるなど、強肩を披露しました。
まさに大会の主役というべき活躍でしたね。
甲子園通算でも、29打数10安打、打率.345、2本塁打の成績を残したので、
プロに入って当然といってもいい成績でした。
ドラフト2位で楽天入団後は・・・
甲子園での活躍もあり、この年楽天にドラフト2位で指名されました。
背番号は8と、期待の高さがうかがえました。
ただ、プロ入り後は満足な成績が残せておらず、
今江選手が2015年に加入したので、現在の背番号は36になっています。
また、もともと捕手として指名されましたが、
2015年から内野手登録に変更されました。
やはりプロの壁は高かったんですね。
しかし、2016年に1軍でプロ初ホームランを放つと、
去年2017年は、イースタンリーグトップの18本塁打を打ち、成長を見せています。
もっとも、去年の1軍の試合では最後の方に少し出場していたのですが、
ほとんど打てなかったという印象が強かったです。
まだ粗削りなところがあるようにみえたので、
1軍定着はもう少し先かなと思っていました。
2018年は飛躍の年に!
それがここに来てオープン戦から好調です。
このまま結果を出し続けて、開幕1軍をつかみ取ってほしいです。
いきなり今年から4番というわけにはいかないでしょうが、
ぜひ飛躍の年にしてほしいですね。