昨日の試合も惜しかったです。
4月12日のオリックスとの3試合目、6回まで0-0で試合が動かなかったのですが、7回表に動きました。
2アウトランナー1塁で、嶋選手がライト線にうまいポテンヒットを放ち、1塁ランナーの今江選手が一気にホームに帰ってきました。
タイミングは完全にアウトだったのですが、外野からの返球がそれて、今江選手のうまくタッチをかいくぐってスライディングしました。
そのときいったんはアウトになったのですが、梨田監督がリクエストを行使し、ビデオ判定の結果セーフになりました!
それまで1点がなかなか取れない展開で、嶋選手のバットと今江選手の走塁でもぎとった点になりました!
しかし、直後の7回裏、藤平投手が打たれました。
まず先頭打者にフォアボールで、つぎに味方のエラーでノーアウト1,2塁になってしまいました。
そのあと送りバントで1アウト2,3塁になり、次のバッターに2塁打を打たれ、2点を失ってしまいました。
味方のエラーも悪いのですが、まず先頭バッターのフォアボールが痛かったですね。
それまでずっと先頭は抑えてきただけに、余計に嫌な流れになりました。
結局、藤平投手は6回途中で降りてしまったのですが、先発として十分試合は作りました。
そして、実は則本投手から始まる先発ローテーションで、今週は全員がクオリティスタートを達成しました。
則本8回2失点
まず則本投手がハイクオリティスタートを記録しました。
8回133球、5安打2失点9奪三振と力投をみせました。
この試合で1000奪三振も達成し、節目の記録を勝利で飾りました。
美馬7回3失点
美馬投手も調子を取り戻しました。
初戦のノックアウトからの流れか、初回、2回とたてつづけに失点してしまいました。
また前回と同じかと思われたのですが、それ以降は失点せず、7回109球、5安打3失点にまとめました。
美馬投手は柱になってもらわないと困るので、立ち直ってくれたのは大きいと思います。
池田6回1失点
次の池田投手も6回1失点と好投しました。
球速も常時147キロ前後出ていましたし、変化球もうまく使えていて、いいピッチャーだと思いました。
この調子でローテーションを守っていってほしいですね。
岸6回1失点
岸投手は前回ほど良くなかったものの、相変わらずのストレートの良さとコントロールでした。
6回118球と球数を要したものの、失点1にとどめて踏ん張りました。
前回8回無失点、今回も6回1失点と、今年も大丈夫だなと思わせてくれる投球でした。
辛島6.2回1失点
辛島投手も好投を続けました。
前回と同様に試合を作ってくれました。
何と言っても貴重な左の先発ですから、この好投は大きいですね。
しかし2試合いずれも勝がついておらず、不運です。
藤平6.1回2失点
そして冒頭でお話しした通り、藤平投手も好投しました。
6.1回124球5安打2失点の力投でした。
先発陣の奮闘も勝利にはつながらない原因は?
しかし、試合に勝ったのは、則本投手、岸投手の登板試合だけです。
これは、僕は2つの原因があると思います。
打線
まず打線が打てないと勝てないわけで、なかなか点がとれない状態が続いているのが原因の1つかなと思います。
全体的に打率が低いです。
あと、チャンスで打てないですね。特にウィーラー選手が打点が少ないのが痛いです。
せっかく勝負強い高須コーチがいるのだから、選手にもその勝負強さが伝授されてほしいですね。
リリーフ陣
もう一つは、リリーフ陣の不振です。
これも大きいと思います。
松井裕樹投手が早くも4つ目のセーブ失敗したのは有名ですが、それだけでなく、絶対的なセットアッパーの福山投手も不振です。
去年は失点8しかなかったのですが、今年はすでに5失点。もう去年の数字を超える勢いです。
あと、高梨投手もこれまでに防御率6.00と失点を重ねています。
こうみると去年のキーマンたちがそろって不振に陥っているのがわかります。
これではいくら打線がよくても試合が締まりません。
せめて一人だけでも安定してくればいいのですが・・・。
これからみんなが復調することを願います!