昨日17日のオープン戦では、今江選手の活躍が光りました。
3安打3打点の大暴れで、この試合のヒーローになりました。
タイムリーの2本はいずれもライナー性のクリーンヒットで、
状態の良さをうかがわせていました。
今日の試合でも2打数1安打1四球と結果を残しました。
2016年シーズンから楽天でプレーしている今江選手ですが、
ここ2年はケガもあり期待通りの成績を残せていません。
今年にかける思いは人一倍強いでしょう。
今回はそんな今江選手について調べてみました。
元ロッテのスター選手
今江選手といえば、ロッテの顔というイメージが強かったのですが、
成績からみてもスター選手だったことがわかりました。
打率3割を4度(2005年、2008年、2010年、2013年)記録し、
2桁ホームランも4回(2008年、2010年、2013年、2014年)達成しています。
ゴールデングラブ賞も2005年~2008年にかけて4回も受賞しています。
攻守にわたる活躍で、まさにロッテの顔でしたね。
現阪神の西岡選手とともにロッテを引っ張ってきた印象があります。
個人的には、今江選手の昔の応援歌がかっこよくて特に印象に残っていますね。
前奏がクラシックの「ジュピター」に似ていて迫力があってよかったですね。
この曲は高校野球の応援歌としてもさかんに演奏されていますよね。
あとは、ポストシーズンにめっぽう強かった印象が強いですね。
2005年と2010年の日本シリーズでは打ちまくっていました。
実際、これらの年で日本シリーズMVPを獲得しています。
2015年に楽天に加入!
順風満帆にみえた今江選手ですが、2015年、転機が訪れます。
FA宣言をして、ロッテを退団し、楽天に入団しました。
10数年間過ごしてきた愛着のある球団を去るのは、とても苦しかったと思います。
記者会見でも涙を流していたと書かれていました。
それでも、「もう1回、野球人として一から勝負したい思いで決意しました」
と本人が決断したからには、がんばってほしいなと思います。
しかし、それからどこか、不運がつきまとってしまっている感じがします。
度重なるケガの影響で試合に出場すらできないことが多くなってしまいました。
この2年は規定打席に到達していないです。
2017年から登録名を「年晶」に変更
本人もツキがないなと思っていたのでしょうか。
2017年から登録名を今江“敏晃”から今江“年晶”に変更しました。
本人いわく、
「ここ数年くすぶっているものがあったので、楽天でもう一花咲かせたいので、何かのきっかけになれば」とのことのようです。
しかし、その効果も薄く、やっと打撃が上向いてきたかなと思ったら、
7月のソフトバンク戦に相手の走者と交錯して、骨折してしまいました。
本当についてないですよね。気の毒でしょうがないです。
やはり心のどこかにロッテを出てしまった後悔があって、
それがここ2年のツキのなさに影響してるんじゃないかと、僕は思いますね。
そう思うと、とても胸が痛みますが、なんとかこの経験を糧にして、
あのつらい時期があったから今がある、みたいになってほしいですね。
いずれにせよ3年契約の最終年なので、一花咲かせてほしいです!