銀次選手はいまや楽天に欠かせない中心選手になりました。

亡くなられた星野監督のもとで成長し、2011年から頭角をあらわすと、2012年からはずっとレギュラーとして活躍しています。

2013年の優勝にも大きく貢献し、昨年は一塁手としてゴールデングラブ賞を獲得しました。

今シーズンはここまでは打率が上がってきていないですが、交流戦初戦で2安打を放つなど、復調の気配を感じます。

また、アメトークの「楽天イーグルス芸人」でも取り上げられましたが、銀次選手はバットをくるくるまわすことで有名です。

今回はそれも含めて銀次選手の打撃フォームの進化を追っていきたいと思います。

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2012年の銀次の成績とフォーム

まずは銀次選手がブレイクした2012年からです。

この年は打率.280、ホームラン4本、45打点を記録しました。

こちらが2012年の動画です。

このときはまだ「バットくるくる」はしていないようですね。

フォームもどっしり構えるというよりは、スタンスを狭めにしています。

そしてバットの先を外側をむけていますね。

確か日ハム、巨人で活躍した小笠原道大さんを参考にしていると言っていた気がします。

そしてインコースのボールをうまくさばいてセンター前に運んでいます。

このころからインコース打ちがうまかったんですね。

2013年の銀次の成績とフォーム

2013年は、打率.317、ホームラン4本、54打点を記録し、チームの日本一に貢献しました。

こちらは2013年の春のキャンプのときの映像です。

1:18あたりから見て下さい。

バットをくるくるまわしているのが確認できます!

このころにはもうやっていたんですね~。

構えは2012年と同じ感じですが、スタンスが若干広くみえます。

この年はシーズン中にフォームを変えており、上の動画のときほどバットを外向きにしていない時期もありました。

2014年の銀次の成績とフォーム

2014年は、それまでの2年間とは違い、フォームを変えてきました。

まず、腕を伸ばしてバットを外向きに伸ばすのではなく、腕を少し折り曲げて、バットの向きも上向きにしています。

そして、ピッチャーが投げる直前まで左腕をリラックスしてぷらぷら揺らしています。

加えて、前年までよりも少し腰を落としてどっしりした構えになっています。

このフォーム変化が功を奏したか、このシーズンはキャリアハイの成績を残しています。

打率.327、ホームラン4本、70打点を記録しました。

ホームラン4本で70打点はすごいです!

しかも全試合出場ではなく、117試合にとどまっているのにこの数字はすごいですよね。

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2015年の銀次の成績とフォーム

2015年の銀次選手の成績は、打率.301、ホームラン1本、36打点でした。

3割は超えたものの、左足の骨折の影響で出場が82試合にとどまったので、ホームランと打点が少なくなっています。

こちらがフォームの映像です。

2015年は、前年までよりも、さらに腰を落としてどっしりした構えにしています。

それ以外は、あまり違いは見られません。

以降、このフォームが銀次選手のスタンダードな形になった印象です。

2016年も2015年とほぼ同じフォームで、大きな変更点はなかったです。

2016年は打率.274、ホームラン2本、43打点と、それまで3年連続でマークしていた打率3割が途切れてしまいました。

2017年の銀次の成績とフォーム

2017年は自己最多の143試合に出場し、打率.293、ホームラン3本、60打点でした。

3割には届かなかったものの、前年と比べて数字がかなり改善しています。

この年にゴールデングラブ賞も受賞しました。

打撃フォームはこちらです。

前年と同様に、バットをたてて腰を落としてどっしりと構えています。

違いは、左腕のぷらぷらが少なくなったことでしょうか。

これで全体の印象が落ち着いたフォームになったと思います。

2018年もバットの向きが少し外向きになった以外はほぼ同じです。

銀次のバットくるくる

最後に、銀次選手の“バットくるくる”をまとめた動画です。

これが銀次選手の代名詞にもなっている大きな特徴です。

思いっきり回していますよね。

主に、見送ったときとファウルのときに回していますが、個人的には見送ったときのほうが好きですね。

何か武器を扱っているかのようです(笑)

好調のバロメーターかどうかは疑問ですね、正直あまり関係ないと思います(笑)

しかしこれは見ていておもしろいので、今後も続けてほしいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

正直、銀次選手はそこまでフォームを劇的に変えているわけではないので、わかりにくかったかもしれないですね。

ただ、2017年と2012年を比べると違いは結構あります。

今のほうがよりどっしりした構えで打ちそうな雰囲気がありますよね。

今後も、その巧打でチームを引っ張っていってほしいですね!

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