5月8日はとてもいい試合でした!
岸投手が7回無失点の快投、ハーマン、松井裕樹の両投手へとつないで完封リレーでした。
打線の方もウィーラー選手のソロホームランで先制した後、7回に今江選手のタイムリーで中押し、最後に聖澤選手のタイムリーでダメ押しタイムリーと、しっかり点が取れていました。
ヒーローは岸投手と今江選手で、納得の2人だったのですが、聖澤選手のダメ押しも大きかったと思います。
聖澤選手といえばかつては俊足巧打の外野手でレギュラーしたが、近年は出場試合数が減っています。
今回は聖澤選手の今シーズンをふり返ります。
ファームでの聖澤選手
ファームでの打率はここまでで.200です。
最初から調子があがってこなかったですね。
とてもじゃないですが良い成績とは言えません。
ところが、直近の4試合では結果を残しています。
日付 | 打数 | 安打 | 四球 | 打点 |
5/2 | 4 | 1 | 0 | 0 |
5/4 | 3 | 1 | 1 | 0 |
5/5 | 4 | 2 | 1 | 3 |
5/6 | 5 | 3 | 0 | 1 |
直近4試合では16打数7安打で打率.437と調子を上げました。
特に、5月5日の試合では2安打3打点、5月6日は3安打1打点の大活躍でした。
そして1軍に昇格し、即スタメンで出て4打数2安打2打点の活躍!
まさにV字回復ですね!
それでは8日の打席をふり返ります。
5月8日の内容
この日の試合は、最初の2打席は凡退してしまいました。
ロッテの先発・石川投手から、セカンドゴロ、見逃し三振を奪われてしまいました。
しかし7回には、ランナー1塁からレフト前ヒットを放ち、チャンスを広げました。
外角のボール気味の球を逆らわずにうまく打ちました。
その後2塁に進み、今江選手のヒットで一気にホームまで帰ってきました。
次の打席では、ランナー1、2塁の場面で、ロッテの2番手・田中投手から走者一掃のタイムリー2ベースを放ちました!
外角高めの甘めの球を見事にとらえて、打球は前進守備のセンターの頭上をはるかに超えていきました。
そしてワンバウンドでフェンスに当たりました。
もう少しでホームランかという大きい当たりでしたね。
貴重なダメ押しのタイムリーとなりました。
2本とも外角の球を逆らわずにレフト・センター方向に打てていたので、調子はよさそうです。
外野には聖澤選手が必要!
現在楽天の外野手は不調にあえいでいます。
レギュラークラスの打率は、岡島選手.200、ペゲーロ選手.194、オコエ選手.118となっており、大変厳しい状況です。
本来なら全員スタメンに出るべきではないと思うのですが、代わりの選手がいないのが現状です。
そこで聖澤選手が出てきてくれれば、他の選手の刺激にもなるでしょうし、外野陣が活気づくと思います。
聖澤選手はかつては2年連続で50盗塁を達成し、盗塁王も獲得しました。
また、連続守備機会無失策927回というプロ野球記録を持っています。
そんな聖澤選手も32歳になり、今は少しスピードは遅くなったように見えます。
それでも聖澤選手が外野にいると安心感があります。
まだまだ足も速いと思うので、走攻守で頑張って、楽天イーグルスをけん引してほしいですね。