4月29日、アメトーーク!で「楽天イーグルス芸人」が放送されました。

番組自体は2時間スペシャルだったのですが、楽天イーグルス芸人の前に「芸人体当たりマン決定戦」が入っていたため、放送時間は50分ほどとなりました。

楽天イーグルス芸人として、サンドウィッチマン、山寺宏一、小坂大魔王、かみじょうたけし、あばれる君が出演していました。

今回は、番組を見逃したかたのために内容をネタバレしつつ、感想を書いていきたいと思います。

出演者についてはこちらの記事で!

アメトーク「楽天イーグルス芸人」の出演者は?

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番組の流れ

進行はサンドウィッチマンの伊達さんが勤めました。

このコーナーのコンセプトとしては、以前カープ芸人をやって、その後広島カープが破竹の勢いで強くなったことから、楽天イーグルスも取り上げてもらえればまた強くなれるんじゃないかということでした。

まず、ざっとした放送内容の流れです。

球団の歴史

歴代監督

各芸人さんのいち押し選手

助っ人外国人

伝説の名場面

という流れでした。

それでは次に詳細に内容を書いていきます。

球団の歴史・歴代監督

まず球団の歴史ですが、2004年当時、50年振りのプロ野球新球団ができることになり、当時ライブドア(堀江貴文)と楽天(三木谷浩史)の競合で、結局楽天が親会社に決定しました。

選手は、当時近鉄とオリックスから分配ドラフトで集められ、「寄せ集め集団」と揶揄されました。

球団創設初年度に、ロッテ相手に0-26の歴史的大敗を喫しました。

ただ投手陣が崩壊しただけでなく、打線も当時ロッテのエース格の渡辺俊介投手に1安打と抑え込まれてしまいました。

歴代監督は、田尾安志さん(2005年)、野村克也さん(2006~2009年)、マーティ・ブラウンさん(2010年)、星野仙一さん(2011~2014年)、大久保博元さん(2015年)、梨田昌孝さん(2016~)と紹介されました。

この中で結構うけてたのが、やはり野村克也さん(ノムさん)のぼやきです。

ノムさんは勝っても負けても毎回報道陣の前に現れてくれて、何かぼやいてくれる監督でした。

例えば、打線が沈黙したとき(?)に「楽天の梅雨は早い。(打線が)湿っているから。カビがはえないようにしないとな」

味方がエラーか何かで失点したときには、「失点安く、得点難し」

などと言っていました。

山寺さんは、あのぼやきのおかげで、楽天に興味ないひとでもノムさんのぼやきには興味をもって、それで楽天が認知されていったところがある、と言っていました。

監督紹介の中で一番おもしろかったのはブラウン監督で、猛抗議して退場宣告を受けた後、怒って2塁ベースを外そうとしましたが、外れず、結局ごまかした、というのがありました。

本人には申し訳ないですが面白かったです(笑)

youtubeにもありました。

梨田監督のダジャレも紹介され、オコエ選手が入団したときの「いいお声をかけたい」や、

「その話はなしだ」

など、正直しょうもなかったです(笑)

各芸人さんのいち押し選手

次に各芸人さんが自分の一押し選手を紹介してくれました。

名前があがった選手は、則本、松井裕樹、藤田、銀次、嶋、福山、だったと思います。

則本投手は、去年、ソフトバンク戦で逆転打を打たれた時、右のこぶしでおもいっきり地面をなぐっていたことや、初回に失点したときにつけていたネックレスをひきちぎって奮起したことなど、熱さが紹介されていました。

松井裕樹投手は、去年の三者連続三球三振をとったときのVTRが流れていました。

今見てもすごいですね。ストレートとわかっていても当たらない感じでした。

あと、同い年の森友哉選手を打ち取ったときの暴言も紹介されていました。

一刻も早く復調してほしいですね。

藤田選手は、楽天ファンにとってはいうまでもないですが、守備の名手っぷりを紹介していました。

銀次選手は、打席でボールを見送ったときの独特のポーズと、バットコントロールのうまさについて触れらていましたね。

あとは、去年(2017年)デッドボールを受けたときに、当たる前に「痛い!」と叫んでいたことも紹介されていました。

嶋選手は、ホームランを打った時や、デッドボール受けたときでも全力疾走していることが紹介されていました。

その理由ですが、ホームランを打った時は、自分はホームランバッターじゃないから恥ずかしい、とのことでした。

一方、デッドボールのときは、変に痛さを引きずっていると球場が嫌な空気になるから、とのことでした。

これはぼくも知らなかったですね。観客の反応を考えてのことだったとは・・・さすがキャプテンですね。

福山投手は、雨の中でのベースランニングショーを紹介されていました。

まずシングルヒットで塁に出て、コーチとグータッチしながらプロテクター外し、そこからいっきにホームかと思いきや、挟殺プレーで3塁とキャッチャーにはさまれて、いったりきたりして、最後にスライディングと、盛りだくさんのショーでした。

これをすべて一人でやっていて、かなり芸が細かくておもしろかったです(笑)

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印象に残った出来事

印象に残った出来事としては、山寺さんから、去年の「鳥の群れ襲来事件」の紹介がありました。

これはかなり有名ですよね。

鳥の群れが宮城球場に襲来して、笛や花火など苦心して追い払おうとしましたが、結局真っ暗にしておいはらった事件です。

前代未聞の事件で、ニュースでも大々的に取り上げられていました。

あとは伊達さんから仙台のファンはやさしいとのことが紹介されました。

選手がエラーしても、「いいよいいよ」という感じだと言っていました。

これはちょっと疑問ですね。

けっこうヤジを飛ばす方もいると思います(笑)

むしろMCの蛍原さんが言っていたように、日ハムファンの人の方がやさしい気がします。

ピッチャーが苦しくなると拍手で励ましてくれることもあるので。

助っ人外国人:9割ウィーラー

助っ人外国人選手のコーナーもあり、ウィーラー選手とアマダー選手が紹介されていました。

が、ほぼ9割がウィーラー選手の紹介でした。

常に感情を激しく表現するところが、ひたすら可愛いと推されていました。

かみじょうたけしさんの話で、コーチとウィーラー選手のやりとりが紹介されていました。

コーチ「ウィーラー6(ろく)4(よん)5(ご)!」

ウィーラー「タイカノカイシン」

コーチ「徳川15代将軍!」

ウィーラー「ヨシノブサン」

コーチ「ジャイアンツの監督!」

ウィーラー「ヨシノブサン」

というやりとりでした。

ずるかわいいとも言われており、本当は落球しているのに落球していないアピールをしていた場面が出ていました(笑)

いまやチームのムードメーカーになったウィーラー選手は、今シーズンから副キャプテンに任命されたことも紹介されました。

これは知らなかったです。

外国人選手でキャプテンはかなり珍しいんじゃないでしょうか。

ウィーラー選手についてはこちらの記事でも紹介しています。

楽天史上最高の助っ人外国人

最後に名場面

そして最後に、2013年の日本シリーズで田中将大投手が前日160球投げたあと、「あとひとつ」で登場し、胴上げ投手になるという名場面のVTRで締めとなりました。

やはりこれはないとダメですよね。

この年の日本一は今後も語り継がれていくことでしょう!

感想

全体的な印象としては、楽天を知らない人向けだなと思いました(全国放送ですから、そりゃそうですよね)。

個人的な感想ですが、もう少し濃い話が聞きたかったです。

紹介されている選手もメジャーどころしかいなかったのが少し物足りなかったです。

例えば、現打撃コーチの高須洋介さんとかの紹介もしてほしかったですね。

あとは初めてAクラスになった2009年のことももうちょっと取り上げてもよかったんじゃないかと思います。

選手とかなり近い関係にあるサンドウィッチマンからは、選手のオフの話などが聞きたかったですね。

それでも山寺さんの知識の多さには驚かされました。

福山投手のスライディングショーの話も山寺さんからでしたし、渡辺直人選手のトレード事件の経緯についてもよく知っていました。

あの出演者の中で一番楽天を知ってそうな雰囲気でした。

なにはともわれ、アメトーークで楽天イーグルスを取り上げてもらったことは本当に良かったです。

これを機に楽天イーグルスがもっと有名になってほしいですね!

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