今日4月12日は楽天の初代エース・岩隈久志投手の誕生日です。
楽天の絶対的エースだったときは20代だった岩隈投手も、もう37歳です。
時の流れは早いですね~。その分僕も年をとっているわけですが。
本来なら、バースデー登板などもありそうなのですが、岩隈投手は長らくメジャーのマウンドから遠ざかっています。
去年の5月に右肩の故障があり、それ以降は投げていません。
昨シーズンでの復帰を目指していましたが、9月に手術をし、断念しました。
今シーズン中の復帰が期待されます。
3月のブルペンの様子を見ると、調子よさそうにみえます。
手術後初めてのブルペン!
感じ良く投げれました!
状態を上げて復帰目指して頑張ります!https://t.co/jNfBam57OM pic.twitter.com/zuglnsGhlB— れなち (@reinachisato) 2018年3月26日
5月~6月に復帰する見込みらしいです。
まぁでもこれだけ長くアメリカでプレーできることが一番すごいと思います。
今回は、岩隈投手のメジャー復帰を祈願して、これまでのメジャーリーグでの活躍をふり返りたいと思います。
はじめは中継ぎからスタート
2012年に、マリナーズで岩隈投手のメジャーリーガーとしてのキャリアがスタートしました。
先発としてメジャーに挑戦した岩隈投手ですが、シーズンが始まる前にあまり調子が良くなく、開幕ローテーションには入れませんでした。
デビューも非常に遅くなり、4月20日にようやくメジャー初登板を記録しました。
シカゴ・ホワイトソックス戦の6回に3番手として登板しました。
それ以降も中継ぎとして登板していましたが、7月に入りようやく先発の機会が巡ってきました。
それから数試合先発で投げ、可もなく不可もないという感じの結果でしたが、
7月20日、8回4安打1失点で13奪三振の快投で先発初勝利をあげました。
このときは確か初回に1点を取られただけというピッチングでした。
速報で見ていたのですが、見るたびに三振を取っていて興奮したのを覚えています。
それ以降も安定したピッチングを続け、結局シーズン9勝をあげました。
このうち8勝が先発としてあげたもので、7月から先発だったことを考えるとすごい数字です。
2013年はサイヤング賞級の活躍!
僕は岩隈投手のメジャーキャリアで、この2013年が全盛期だと思います。
この年は毎回チェックしていましたが、いいときが多かったですね。
ストライク先行で球数少なく、省エネピッチングを展開していました。
前半戦の途中まで防御率トップ争いを引っ張っていました。
岩隈投手は、日本にいる時は、すごい武器をひとつもっているというイメージはなく、
とにかくコントロール良く低めに球を集めるイメージだったのでした。
しかし、メジャーに行ってからは、スプリットが代名詞みたいなイメージに変わりました。
投球に占める割合がかなり増えた気がします。
その分三振が増えたんだと思います。
追い込んだ後、注文通りにスプリットをベースの上に落として三振を取ったときは、最高に気持ち良かったです!
夏場に調子を落としましたが、終盤に復調し、最終的に14勝6敗防御率2.66と圧巻の数字を残しました。
何よりすごいのが、投球回219.2回です。
これだけ投げたのは、ローテーションを1年間守り抜き、いいピッチングを続けてきた証拠です。
まさにキャリア最高のシーズンだったんじゃないかなと思います。
2015年にノーヒットノーランを達成!
この年以降も、好成績を残していた岩隈投手ですが、2015年はケガで規定投球回に届きませんでした。
それでも、ノーヒットノーランという偉業を達成しました!
このことはニュースで知ったのですが、すごいびっくりしましたね。
シーズン中の岩隈投手はあまり成績が振るわなかったので、
まさかノーヒットノーランとはまったく予想していませんでした。
内容もいつもと違い、3四球とコントロールが良くなく、ゴロアウトよりフライアウトの方が多めで、岩隈投手らしくなかったんですが、意外とそういうときに達成できるものなんですかね。
2017年はメジャー移籍後ワースト
2016年も33試合に登板し、16勝と勝ち星を重ねましたが、防御率4.12と安定感にかけました。それでもローテーションを守り切り、199イニングに登板したことはすごいです。
しかし、2017年はメジャー移籍後、ワーストの結果になってしまいました。
これまで小さなケガはあっても、シーズンを棒に振るようなケガはありませんでした。
それが2017年、右肩を故障してしまいました。
ケガには細心の注意をしてきた岩隈投手だけに、ショックは大きかったと思います。
しかも場所が肩ですから、投手にとって一番大事な部分です。
始めは保存療法をとっていましたが、治らず、結局9月に手術しました。
こうして2017シーズンは6試合の登板で0勝と、自己ワーストの成績になってしまいました。
それでも、冒頭に書いたように術後の経過は順調らしいので、何とかメジャーに復帰してほしいです。
まとめ
ここまで、岩隈投手は日本で107勝、メジャーで63勝、合計170勝しています。
今、200勝に一番近い投手です。
岩隈投手は間違いなく楽天のレジェンドの一人ですね。
まずは今季メジャーに復帰して、2年ぶりに勝利を手にしてほしいです。
それからこれは個人的な願望ですが、ぜひ現役のうちに楽天に復帰して、
楽天で日米通算200勝を達成してほしいです!