いや~5月最初の試合、ようやく連敗を止めました。長かった~。
それにしてもしびれる試合でしたね~。
最後まではらはらドキドキの試合でした。
しかし岸投手がやってくれました!
こちらがハイライト動画です。
初回にとった虎の子の1点を守り抜き、3安打10奪三振で2年振りの完封勝利を手にしました。
この試合はホーム開幕戦のときと同じ顔合わせ(日ハム戦・先発上沢投手)でした。
あの時は8回無失点ながら勝ち投手になれなかった岸投手ですが、見事やり返した形となりました。
注目のゴールデンルーキー・清宮選手との対戦もあり、すごく見ごたえある試合となりました。
今回はこの価値ある勝利をふり返っていきたいと思います。
今日の主役は岸一択!
今日の試合は岸投手につきます。
まずは岸投手のピッチングをふり返ります。
1回~4回 清宮プロ初打席
先頭バッターの西川投手には全球ストレートでいくなど、初回からノビ・キレのあるストレートでガンガン押していきました。
コントロールも良く、インコース・アウトコース両方に制球できていまいした。
2回には注目の清宮選手との対戦がありました。
初球は138キロのストレートでボール、2球目はカーブでストライクをとりました。
カウント1-1からの3球目、外角高めの145キロのストレートをはじき返されました。
打球はものすごい勢いのライナーで飛んでいき、フェンス直撃の2塁打を打たれてしまいました。
少し高かったとはいえ、勢いのあるいい球だったと思います。
それを完璧にとらえたので、まっすぐにはかなり強いなと思いました。
しかし後続は抑え、無失点。
そこから試合が膠着状態に入り、投手戦の模様になりました。
5回~6回 清宮第2打席
5回に先頭バッターで再び清宮選手の打席が回ってきました。
ここでは岸投手が貫禄の投球を見せました。
まず144キロのストレートをファウルされ、その後スライダー、カーブを投げましたが連続ボールとなりました。
この後が圧巻でした。
チェンジアップを2球連続で投げ、空振り三振を奪いました!
始めは真ん中付近でしたが、タイミングが完全にずれていました。
次の球もチェンジアップで、今度は低めにきまり、これも空振りで三振となりました。
三振した後の清宮選手は、「これがプロの球か~」といったような苦笑いのような表情を浮かべていました。
後続の打者も抑え、5、6回は3者凡退でした。
7、8回 清宮第3打席
7回はしびれる場面でした。
アルシア選手にチェンジアップを打たれヒットを許すと、中田選手の進塁打でランナー2塁へ。
次の大田選手はストレートで見逃し三振にとりました。
そしてここでまた清宮選手に打席が回ってきました。
前の打席でチェンジアップを空振りしていたので相当意識があったのでしょう。
岸投手は4球連続でストレート投げましたが、すべて見逃してカウント2ボール2ストライクになりました。
このうちの2球、インコースぎりぎりにズバッときまっていて、凄まじいコントロールをみせつけてくれました。
次はカーブを選択しましたが、ワイルドピッチになりランナーが三塁に行ってしまいました。
これで3ボール2ストライクとなり、さらにピンチとなってしまいましたが、岸投手は落ち着いていました。
最後に選択したのは、この打席まだ投げていなかったチェンジアップ。
見事低めに決めタイミングをずらし、空振り三振を奪いました!
いや~まさに芸術のようなピッチングでしたね。
岸投手が楽天に来てくれて本当に良かったです。
8回は3者凡退で、完封の機運が高まりました。
9回 最後はヒヤヒヤ
9回も岸投手がマウンドに上がりました。
先頭バッターを1球でレフトフライに打ち取りました。
これが大きかったですね。
次のバッターも大きい当たりは打たれましたがレフトフライに打ち取りました。
このまますっと行くかと思いきや、次のアルシア選手に再びチェンジアップを打たれてしまい、2塁打となってしまいました。
前の打席でもチェンジアップを打たれたので、次からは要注意ですね。
そして次の中田翔選手は敬遠気味のフォアボール。
2アウト1,2塁で大田選手との対戦を選択しました。
これまで3打席とも打ち取っていたとはいえ、今シーズン6本ホームランを打っていました。
この試合最後にして最大の山場でしたね。
しかしこの打席では徹底して外角攻めで、最後は149キロのストレートでセンターフライに打ち取り、完封勝利となりました。
打線は相変わらず打てない
勝ったことは大きいのですが、打線は相変わらず不振で、そこが課題なのは変わっていません。
特にペゲーロ選手が心配ですね。
去年とは対照的な成績になっています。
嶋選手も球団新記録まであとヒット1本となったままです。
オコエ選手にいたっては打率0割台に突入と、良くなる兆しが見えません。
一度1,2軍の選手を大幅入れ替えぐらいしたほうがいいと思います。
2軍から岩見選手、内田選手、桝田選手などをあげてみても面白いかもしれません。
打率が比較的高い藤田選手がデッドボールを受け、途中交代したことも心配ですね。
とにかく打線については悩みが尽きません。
まとめ
それでもとにかく今日は、久しぶりに勝ったことがなによりです。
しかも岸投手の完封勝利に酔いしれ、格別の勝利になりました!
注目の清宮選手もみれましたしね。しかしきれいな打撃フォームしてますね彼は。
この勝利を起爆剤に、明日から連勝していけるように頑張りましょう!