9月8日、楽天イーグルスは 9-4 で日本ハムに勝利しました。
先発の岸投手は5回4失点ながら今シーズン10勝目を手にしました。
岸投手にしたら納得いかないかもしれませんが、今まで打線が打てなくて勝てなかったことも多々あったので、今日ぐらいはいいでしょう!
4年ぶりの二桁勝利
これで岸投手は、4年ぶりに二桁勝利の達成となりました。
常にエース格として賞賛を浴びている投手なので、4年ぶりというのは少し意外でしたね。
こちらが岸投手の年別の成績になります。
年度 | 球団 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | 投球回 | 被本塁打 | 与四球 | 与死球 | 奪三振 | 暴投 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
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2007 | 西武 | 24 | 2 | 2 | 11 | 7 | 0.611 | 156.1 | 16 | 55 | 8 | 142 | 2 | 62 | 59 | 3.40 |
2008 | 西武 | 26 | 4 | 2 | 12 | 4 | 0.75 | 168.1 | 12 | 48 | 5 | 138 | 4 | 65 | 64 | 3.42 |
2009 | 西武 | 25 | 2 | 1 | 13 | 5 | 0.722 | 179.2 | 25 | 53 | 5 | 138 | 3 | 73 | 65 | 3.26 |
2010 | 西武 | 16 | 3 | 2 | 10 | 6 | 0.625 | 113.2 | 9 | 26 | 5 | 110 | 3 | 41 | 41 | 3.25 |
2011 | 西武 | 21 | 3 | 0 | 8 | 9 | 0.471 | 135 | 12 | 39 | 3 | 106 | 1 | 65 | 57 | 3.80 |
2012 | 西武 | 26 | 4 | 1 | 11 | 12 | 0.478 | 187.2 | 9 | 40 | 4 | 150 | 3 | 52 | 51 | 2.45 |
2013 | 西武 | 26 | 3 | 2 | 11 | 5 | 0.688 | 178.1 | 17 | 31 | 6 | 138 | 6 | 63 | 61 | 3.08 |
2014 | 西武 | 22 | 5 | 4 | 13 | 4 | 0.765 | 161.1 | 16 | 36 | 2 | 126 | 0 | 48 | 45 | 2.51 |
2015 | 西武 | 16 | 5 | 0 | 5 | 6 | 0.455 | 110.1 | 6 | 25 | 5 | 91 | 0 | 40 | 37 | 3.02 |
2016 | 西武 | 19 | 2 | 1 | 9 | 7 | 0.563 | 130.1 | 8 | 36 | 1 | 104 | 0 | 42 | 36 | 2.49 |
2017 | 楽天 | 26 | 1 | 0 | 8 | 10 | 0.444 | 176.1 | 19 | 38 | 3 | 189 | 4 | 56 | 54 | 2.76 |
2018 | 楽天 | 21 | 4 | 1 | 10 | 3 | 0.7 | 147 | 20 | 25 | 7 | 144 | 3 | 47 | 44 | 2.69 |
西武のルーキー時代から二桁勝利を挙げ、毎年のように二桁勝っていましたが、2014年を最後に二桁勝利から遠ざかっていました。
それが楽天に移籍してから復調しました。
勝利数ではないですが、奪三振は2017年が189個でキャリアハイとなりました。
なかなか33歳のシーズンでキャリアハイの奪三振が取れる人はいないと思います。
楽天に来てよかったですね!
今シーズンもここまでで144奪三振取っていて、残り4試合あり、平均7個とるとして、上乗せして176個くらいまではいくと思います。
最優秀防御率の可能性は?
ここまで10勝を挙げている岸投手ですが、最多勝は厳しそうです。
ロッテのボルシンガー投手と西武の多和田投手が13勝を挙げているからです。
3勝差をひっくり返すのは結構厳しいですよね。
ただ、岸投手は現状防御率トップです!
ライバル候補は日ハムの上沢投手(防2.82:9月7日時点)とロッテのボルシンガー投手(防2.56:9月7日時点)ですが、
上沢投手は9月8日の楽天戦で3回9失点、ボルシンガー投手は1回2/3を7失点といずれも炎上してしまいました。
なので、岸投手が1歩リードしていますね。
このままの調子でいければ最優秀防御率は堅いと思います!
沢村賞は?
沢村賞は、正直きびしいと思います。
セリーグは現在、広島の大瀬良投手が現在15勝(6敗)も挙げています。
防御率も2点台前半でトップなので、大瀬良投手が受賞するのではと思います。
今年は菅野投手は11勝、防御率も大瀬良投手に負けています。
仮に岸投手が残り4戦4勝して計14勝、防御率2点台前半としても、大瀬良投手は勝ち星で上回っています。
岸投手は、前半戦修了時は8勝1敗でこのままいけば沢村賞いけるかもと思っていましたが、後半戦始まってから失速しました。
もし受賞すれば34歳での受賞となり、史上最年長になるだけに、期待していたんですけどね。
ただ、それだけの期待を抱かせる岸投手はすごいです。
まとめ
まずは岸投手、二桁勝利おめでとうございます!
あとはタイトル争いが僕にとって焦点になってくるのですが、なんとか防御率のタイトルをとってほしいです。
いずれにせよ、34歳でここまで活躍できることは本当にすごいことです!