4月20日、楽天が今シーズン初めての連勝をしました!

いや~まずは連勝してほしいといっていたので、その通りになって嬉しいです!

今季初完投の則本投手、逆転3点タイムリーの嶋選手が文句なしのヒーローです!

序盤3回で則本投手が2点を失い、今日も苦しい戦いだなと思いました。

ところが4回にウィーラー選手のソロホームランで1点差に詰め寄ると、6回に満塁から嶋選手の走者一掃タイムリーで逆転!

一方、則本投手も点をとられてから徐々に復調していきました。

そして最終的に2失点の完投勝利と、まさに投打がかみ合った試合でした!

今シーズンこれまででベストの試合でした。

僕が思うこの試合の則本投手のハイライトは、5回表、吉田正尚選手から奪った見逃し三振です!

今回はその場面を詳しくふり返りたいと思います。

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三振のシーン

まずは、この場面を撮った動画があったので、こちらをどうぞ(youtube)。

しかしこのパリーグtvさんはいいですね。

文字だけだと説明しにくいので、こういうピンポイントな動画があることはとても助かります。

さて、この動画の0:54あたりのところが、注目していただきたい場面です。

5回表2アウト、吉田正尚選手との対戦です。

外角低めいっぱいのストレートで見逃し三振を奪っています。

これだけでも見てて気持ちいいのですが、この三振のみどころは、そこだけではないと思います。

このときの則本投手のフォーム、とくにリリース時(ボールを放す瞬間)をよくみてください。

ほかのリリース時に比べて、明らかに上体が沈み込んでいませんか?

これは、リリースポイントを通常より前にもってきているからだと思います。

本人によると、わざとそうしているようなのです。

こちらの記事でも紹介しています。

則本が1000奪三振達成!!

リリースポイントを意図的に前へずらしている!

NHKの番組で言っていたことなのですが、同じストレートを投げるにしても、リリースポイントを前にずらすことで、タイミングを外すことができると言っていました。

その差わずか10センチメートル。これで十分に緩急をつけられるといいます。

その結果、打者はボールに手を出すことができないのです。

吉田選手の打席の全球をふり返ると、まず内角高めのストレートで1ストライク。

このときは沈み込んだフォームではなく、通常のフォームでした。

次にスライダーが低めに外れて1ボール1ストライク。

次にフォークで空振りを奪い1ボール2ストライク。このときの吉田選手のスイングもすごかったですね。

ヘルメットが外れるほどのスイングでした。

そして最後に、リリースポイントを前にした149キロのストレート!

吉田正尚選手はまったくタイミングが合わず、見送ることしかしませんでした。

しかもコースも外角低めいっぱいだったので、この試合最高のボールだったと思います。

則本投手も吠えてましたしね。

まとめ

則本投手、ナイスピッチングでした。

前回登板は悪い結果だっただけに、今日の勝利は大きいでしょう!

しかし何度見てもあの見逃し三振は痛快ですね。

僕の中で今シーズンベストシーンの1つになると思います。

さて、今日の先発は美馬投手です。

ぜひ快投を披露してチームを3連勝に導いてほしいです!

今日も勝ちましょう!

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