12月3日、楽天はカルロス・ペゲーロ選手、アマダー選手、オコエディクソン選手と契約を結ばないことを発表しました。
まさかこの3人が退団することになるとは、2018シーズンの開幕前には想像できませんでしたね。
特にペゲーロ選手は前年に大活躍しただけに、余計に残念です。
これがプロ野球の厳しさ・冷たさということなんでしょうね。
この記事では、ペゲーロ選手の楽天での活躍をふり返ります。
ペゲーロ選手の楽天での成績
これがペゲーロ選手の楽天での成績です。
年度 | 試合 | 打率 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 長打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | 51 | .279 | 51 | 7 | 1 | 10 | 26 | 0 | 0 | 0 | 17 | 0 | 67 | 2 | .492 | .340 |
2017 | 120 | .281 | 130 | 17 | 1 | 26 | 75 | 3 | 0 | 0 | 50 | 4 | 139 | 16 | .490 | .356 |
2018 | 88 | .233 | 72 | 9 | 0 | 17 | 44 | 1 | 0 | 1 | 36 | 2 | 120 | 8 | .427 | .316 |
やはり2017年が最もインパクトに残っていますね。
開幕から2番打者としてホームランを量産しました。
恐怖の2番打者として名をはせましたね。
しかし途中で太もものケガで離脱してしまいました。
それがなかったらもっとホームラン数も伸びていたでしょうね。
ケガの影響か、それ以降はあまりぱっとしませんでしたが。
2018年は開幕から絶不調でした。
5月には復調傾向にありましたが、その後その調子を維持できず、9月以降は2軍暮らしが続きました。
ホームラン数自体は17本打ちましたが、それ以上にチャンスで打てなかった印象が大きいですね。
ペゲーロ選手の飛距離
ペゲーロ選手といえば、その圧倒的な飛距離が有名です。
youtubeにペゲーロ選手のホームラン動画がありました。
これですべてではないですが、これだけ見てもすごい飛距離なのがわかりますね。
プロ野球で場外弾なんて、めったにみることができないですよね。
ペゲーロ選手はこれを年間何本も打っていました。
ペゲーロ選手の場合は、ただホームランになれば満足ではなく、どこまで飛んでいくかも楽しみでした。
楽天史上最も打球を遠くに飛ばした選手でしたね。
そんな選手がいなくなってしまうのは寂しいですね。
ペゲーロ選手は足も速かった
打つほうでもとんでもなかったペゲーロ選手ですが、実は走塁もすごかったんです。
192 cm 119 kgという巨体からはとても想像できないですが(笑)
盗塁は少なかったですが、2017年はリーグトップクラスの内野安打の数でした。
こちらがその動画です。
確かに足速いですね。
大きなストライドながら、一歩が大きいですね。
助っ人外国人選手といえば、打つことだけが仕事というイメージがありますが、ペゲーロ選手は走塁でも魅せてくれましたね。
ただ、2017年の途中に脚をケガをして以降は、全力疾走できなくなっていきました。
必然的に内野安打も減り、打率も残せなくなったのかなと思います。
ペゲーロ選手の守備
正直、走攻守の中で、ペゲーロ選手は守備はちょっと難があるという印象でした。
不等号で表すと、打撃>>>>>走塁>守備という感じですかね。
どうしてもあの巨体では守備範囲も狭いし、球際にも弱いイメージがあったのです。
しかし、好プレーもありました。
この動画では、すばらしい強肩で俊足の柳田選手を見事に刺していますね!
いわゆるトラップをしかけたんですかね(笑)
いずれにせよ、肩も強いことがわかりました。
守備に関しては、イメージよりは悪くないといった感じでしょうか。
アマダー、ウィーラーと仲良し
ペゲーロ選手といえばアマダー選手、ウィーラー選手と仲良しでしたよね。
この3人、同い年ということもあり、見ていても非常に仲が良さそうでした。
なかなか外国人選手で同い年が3人そろうのは稀なので、当然といえば当然ですね。
2019年はこの3人の絡みがみられないと思うと、寂しいですね・・・。
まとめ
ペゲーロ選手は間違いなく楽天の歴史に名を刻んだ助っ人となりました。
まだ年齢も31,2歳ですし、現役バリバリでやれると思います。
新天地でもその豪快なパワーをみせつけてほしいですね。
ペゲーロさん退団ってあり得ない。
まだ若いから阪神タイガース来て欲しいな