2018シーズン、高梨雄平選手が楽天における最多登板数を更新しました。

年々中継ぎ投手の重要性が増してくる中、この記録更新は立派だと思います。

この記事では、楽天イーグルスの投手の登板数に関する記録をまとめます。

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1シーズンの登板記録

まず始めに、1シーズンでの登板記録を見ていきます。

 年度   選手名  登板数
2005吉田 豊彦50
2006小倉 恒58
2007渡邉 恒樹65
2008有銘 兼久66
2009小山 伸一郎56
2010小山 伸一郎55
2011片山 博視59
2012青山 浩二61
2013青山 浩二60
2014福山 博之65
2015福山 博之65
2016福山 博之69
2017福山 博之65
2018高梨 雄平70

年度ごとに最も登板数が多かった選手を示しています。

2005年の創設以来、様々な投手が投げてきたのがわかりますね。

福山博之投手:4年連続60試合登板

この中でも特に目を引くのは、やはり2014年~2017年にかけて4年連続でチーム最多登板を達成した福山投手ですね。

プロ野球の投手としては172cmと体格はかなり小さい方ですが、無尽蔵のスタミナを持っています。

いつだったか、生がき、生肉、消費期限切れの食品を食べて胃腸を鍛えるという変わったトレーニングをしていたこともありましたね(笑)

体調不良でも投げられるようにするためのトレーニングだそうです。

やり方はともかく、投げることに対して非常にストイックに取り組んでいることがわかりますね。

4年連続60試合登板を成し遂げられたのもうなずけます。

福山投手の投球動画です。

コントロールの良さ、フィールディングの良さ、何より体全体を使った投げっぷりの良さが光っていますね!

高梨雄平投手:楽天史上初の70試合登板

そして、2018年の高梨雄平選手が楽天史上初の70試合登板を果たしました!

2年目ながら、ここまで1軍の戦力になっていることは本当にすごいと思います。

また、高梨投手は日米野球の日本代表にも選出され、今後も非常に楽しみな投手です。

こちらが高梨投手の投球動画です。

左のサイドスローというだけでなく、足を上げてから一呼吸おいているような独特のフォームも、打者の打ちづらさを引き出しています。

2年目にしてすでに楽天に欠かせないリリーフ投手になっていますね。

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通算登板数の記録

続いて、通算登板数の記録です。

順位  選手名  登板数
1青山 浩二552
2小山 伸一郎410
3福山 博之286
4有銘 兼久271
5片山 博視206
6松井 裕樹200
7田中 将大175
8福盛 和男170
9則本 昂大165
10美馬 学160

※2018年シーズン終了時で、楽天時代の登板のみカウントしています。

当然ながら中継ぎ投手が上位に名を連ねていますが、先発でも田中将大投手、則本投手、美馬投手がトップ10に入っています。

これは意外でしたね。

青山浩二投手:通算登板数トップ

1位はダントツで青山投手ですね。

先発としてもリリーフとしても登板しています。

絶対的な存在ではないものの、毎年確実にチームの戦力になっている投手ですよね。

一時期はクローザーも務めていましたし、ルーキーからここまで現役を続けることができている数少ない選手の一人ですね。

こちらは青山投手のピッチング動画になります。

きれいなフォームからキレのあるストレート、スライダーを投げています。

2018年シーズン終了時までに552試合に登板しており、2位の小山投手に100試合以上差をつけています。

小山投手はすでに引退していて、現役では福山投手が286試合なので、あと5~6年は青山投手がトップを守り続けそうですね!

これは本当にすごいことだと思います。

小山伸一郎投手:楽天のブルペンの柱

2位には410試合で小山投手が入っています。

小山投手は楽天創設から投げていた投手で、長年楽天のブルペンを支えていました。

大柄の体格とサングラスが特徴でした。

サングラスを取ると非常にやさしい顔をしており、マウンドで投げているときとは別人でしたね(笑)

こちらが小山投手のピッチングです。

小山投手の持ち味はなんといってもストレートですね。

最盛期は153km/hも記録しました。

年を重ねるごとに球威は落ちましたが、その分変化球の精度や投球術が良くなり、長く現役生活を続けられました。

それが登板数にも表れていますよね。

登板数のプロ野球記録は!?

ここまで楽天選手の登板数をみてきましたが、プロ野球全体で見るとどうでしょうか。

まずシーズン最多は元阪神の久保田智之さんの90試合(2007年)です。

レギュラーシーズンの2/3近く投げていることになります。

とんでもない数字です!

次に通算ですが、2018年限りで引退された、中日の岩瀬仁紀さんの1002試合です・・・。

こちらもとてつもない数字ですね。

当分この試合数を超える選手は出ないでしょう。

上には上がいるということですね。

まとめ

楽天イーグルス投手の登板数についてまとめました。

勝ち星や防御率、奪三振に比べて目立たない記録ですが、登板数の多さでもチームへの貢献度がわかります。

登板数にも注目して野球を見ていきたいですね。

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