11月18日、岩見雅紀選手が仙台市内の球団事務所で契約更改しました。

50万円減の1150万円でのサインです。

ドラフト2位で楽天に入り、ルーキーイヤーだった今シーズンは、1本もヒットが打てず、プロの壁にぶち当たったシーズンになりました。

本人も「ネットで永遠の0とか言われているので・・・」と自虐的に今シーズンをふり返りながらも、「来シーズンは期待していると言われたので、しっかりと気持ちを切り替えて頑張ります」と前を向いていました。

今回は岩見選手の今シーズンをふり返りたいと思います。

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岩見選手の1軍での成績

先ほども述べたように、今シーズンの岩見選手は1軍ではヒットが1本も出ず、24打数0安打でした。

こちらが詳しい成績です。

 年度 試合打数安打本塁打打点盗塁犠打犠飛四球死球三振併殺打打率
2018122400000000142.000

ヒットはおろか、出塁すらできませんでした。

三振も14個と、打数の半数を占めています。

プロの壁にぶち当たってしまいましたね・・・。

印象としては、かなり変化球の対応に苦しんでいるように見えました。

低めのボール球を多く空振りしていました。

やはりプロの変化球はすごいんですね。

この変化球の見極めが今後の課題になってくると思います。

ファームでの成績

1軍では散々な結果だった岩見選手ですが、ファームでは比較的好調でした。

開幕直後はかなり好調で、3,4月の月間MVPを獲得しました。

シーズン全体では、打率、ホームランはイースタンリーグ4位の好成績を残しました。

こちらが詳細な成績です。

 年度 試合打数安打本塁打打点盗塁犠打犠飛四球死球三振併殺打長打率出塁率 打率 
20181133389614421023213114120.4620.3660.284

1軍と比べてかなり良いですね!

打率.284、ホームラン14本は立派です。

2軍でこれだけできれば、先は明るい気がします。

1軍での不振はおそらく緊張等のメンタルの要因もあったと思います。

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フェニックスリーグでは大活躍

続いて、シーズン後に行われた宮崎のフェニックスリーグでは、計3ホームランを放っています。

その中で10月13日の試合では、2打席連続ホームランを打っています。

こちらがそのときの動画です。

どれも良い当たりですが、特に3本目のホームランがすごいですね。

バックスクリーン越えの特大アーチでした。

日米野球の柳田選手のホームランにも負けてませんね!

やはり岩見選手の最大の魅力はこのパワーです。

和製バレンティン」「慶応のエルドレッド」などと呼ばれる理由がわかりますね。

まとめ

今シーズンは結果が出なかった岩見選手ですが、ファームやフェニックスリーグでは好成績を残しています。

あとはこれを1軍で発揮するだけですね。

来シーズンは、まず早い段階でプロ初ヒットを決めてほしいですね。

若い選手なので、1本出たとたんに爆発する、ということもあり得ると思います。

得点力不足の解消が課題の楽天にとって、岩見選手のような存在はかなり大きいです。

飛躍の年にして、将来は主軸を任される存在になってほしいですね。

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