11月24日、内田靖人選手が契約更改し、昨年の倍増の1400万円でサインしました。

2018年シーズンは自身初の二桁ホームランを達成し、U-23日本代表でも4番として活躍しました。

今回は、内田選手の2018年シーズンをふり返ります。

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2018年の内田選手の成績

内田選手の今シーズンの成績をまとめます。

1軍での成績

 年度 試合打席 打率 安打本塁打打点盗塁四球死球三振併殺打長打率出塁率
201858193.1983512250141664.435.259

今シーズンの内田選手の成績の特徴は、一言で言うとホームランです。

いままでプロ4年間で2本しかホームランが打てていなかったのが、今年1年だけで12本も量産しました。

もともと体格も良く、ホームランを打てるポテンシャルは秘めていましたが、なかなか結果が出ないままでした。

それが今シーズンはオープン戦から好調で、それがシーズンに入ってからも生きた形となりました。

ただ、打率が1割台と極端に低いのが玉に傷ですね。

率も残せるようになれば、一気に4番候補になるでしょう。

続いて、月別でみた成績です。

打率試合打数安打本塁打打点得点三振四球死球犠打犠飛盗塁
3月.000270000200000
4月.000120000100000
5月.2131947104662470000
6月.3646114010411000
8月.2003102121300000
9月.21322801761482560010
10月.1005202121700000

今シーズンの内田選手は、かなり好不調に波があったのがわかりますね。

ホームランの数でいうと、3,4月が0本でしたが、5月に4本打っています。

これで今シーズンブレイクかと思われましたが、6月は0本でした。

そして2軍落ちして、7月は1軍出場すらありませんでした。

しかし、8月の終わりに復帰すると、9月はホームラン6本を放ちました。

ファームでの成績

ファームでの成績も載せておきます。

 年度 試合打席 打率 安打本塁打打点盗塁四球死球三振併殺打長打率出塁率
201873289.216589350154726.364.266

昨シーズンはファームで本塁打王・打点王を獲得した内田選手ですが、今シーズンはいまひとつでした。

むしろ1軍の成績のほうが良いくらいですね。

ホームランも1軍で12本でしたが、2軍では9本でした。

ファームで良いからと言って1軍でいいとは限りませんが、その逆もまた然りなんですね。

それだけ打撃不振に陥っていたということなんでしょうね。

シーズン後半は1軍で復活してくれたので良かったですね。

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内田選手の特徴:左方向のホームラン

内田選手のホームランは、明らかに左方向のものが多いです。

12本のうち9本が左方向のホームランです。

引っ張りが非常に多いということですね。

こちらは第12号ホームランの映像です。

オリックスの西投手との対戦でしたが、外側のボールを少し強引に引っ張っています。

それでもあそこまで飛ばせるパワーを持っています。

楽天の生え抜きには今までいなかったタイプの選手ですね。

それだけに、来季への期待が高まるばかりですね。

U-23日本代表での成績

シーズンでは好不調の波が激しかった内田選手ですが、日本代表ではしっかりと結果を残しました。

2018年にはu-23ワールドカップが10月20日~29日に行われました。

内田選手の成績はこちらです。

  日付  打席打数安打本塁打打点四死球三振犠打犠飛
10月20日441110200
10月21日440000100
10月22日441130100
10月23日420002100
10月24日430011200
10月26日432131000
10月27日432001000
10月28日441000200
10月29日430000110

今大会でもホームラン3本、8打点と持ち前の長打力をみせました。

特に10月26日の韓国戦には、ツーランホームランを含む3打点でチームの全打点をたたき出し、勝利に大きく貢献しました。

稲葉監督にも絶大な信頼を置かれていましたね。

この活躍は内田選手にとって非常に自信になったと思います。

まとめ

内田選手にとって2018年は、飛躍のシーズンになったと思います。

好不調の波が激しかったですが、今までの成績に比べたらはるかに良いシーズンになったと思います。

ただ内田選手自身は、「悔しいシーズン」と語っていたように、決して満足していません。

その分、来シーズンはブレイクの年となることを期待しましょう!

日本代表での経験も自信にして頑張ってほしいですね。

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