ウィーラー選手がもうすぐ1軍に帰ってきます。
ケガで2軍調整が続いていたウィーラー選手ですが、19日のファーム戦で1安打を放ち、順調な調整ぶりをアピールしました。
今シーズンはここまで期待通りとはいえない成績なので、復帰してからは暴れてほしいですね。
今回はウィーラー選手の今シーズンの成績をふり返りたいと思います。
今シーズンの成績
次の表はウィーラー選手の今シーズンの成績です。
試合 | 打率 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 三振 | 四球 | 死球 | 犠飛 | 盗塁 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | 得点圏 | 失策 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
59 | .260 | 230 | 54 | 5 | 20 | 54 | 17 | 3 | 2 | 3 | 9 | .322 | .356 | .156 | 8 |
これをみてまず思うのは、ホームランが少ないことですね。
ここまで5本と、去年の31本に比べるとかなり少ないです。
また、打点も20打点と、主軸にしてはかなり物足りないですよね。
そもそも得点圏打率が.156と非常に低いので、打点が稼げないのは必然です。
打率はまずまずなのですが、チャンスで打てない・ホームランが少ないのが今シーズンのウィーラー選手でしたね。
次に、こちらは月別の成績です。
月 | 打率 | 試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 三振 | 四球 | 死球 | 犠飛 | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3月 | .556 | 2 | 9 | 5 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
4月 | .200 | 24 | 90 | 18 | 2 | 5 | 25 | 5 | 2 | 0 | 0 |
5月 | .301 | 20 | 73 | 22 | 2 | 10 | 18 | 4 | 0 | 2 | 3 |
6月 | .250 | 13 | 36 | 9 | 1 | 5 | 10 | 7 | 1 | 0 | 0 |
4月は絶不調で、5月に持ち直したものの、6月にまた調子を落として、途中ケガで離脱してしまいました。
去年は開幕直後は絶不調だったものの、5月に固め打ちを連発して一気に調子を上げていきました。
今年はそういう爆発力がないですね。
あまりインパクトが残る活躍をしていない印象です。
やはりホームランの少なさが大きいと思います。
ファームでの成績
こちらがファームでの成績です。
日付 | 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 三振 | 四死球 | 犠打飛 | 盗塁 | 失策 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7月8日 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
7月16日 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | .250 |
7月17日 | 3 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | .286 |
7月18日 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | .300 |
7月19日 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .333 |
ほぼ毎試合ヒットを打ち、順調に調整している印象です。
ただ、ホームランが出ていないのが気がかりですね。
ウィーラー選手には打率というよりここぞという場面でのホームランを期待したいです。
1軍復帰後はホームランの固め打ちをしてほしいですね。
このままでは立場が危うい
ここ2年は楽天の顔ともいうべき活躍をしてきたウィーラー選手ですが、もし今シーズンこのままの低調だったら、最悪解雇の可能性もあると思います。
というのは今シーズンはアマダー選手が調子がいいからです。
例年、ウィーラー・ペゲーロ・アマダーの中でアマダー選手が他の二人より劣るイメージだったのですが、今シーズンはこれまでとは違う活躍をしています。
7月20日現在で打率.260、ホームラン15本は良い数字です。
30本も見えています。
また、ペゲーロ選手は打率は低いですが、ホームランはチームトップの16本です。
加えて、ディクソン選手もファームでは6本塁打を打っています。
こうなってくるとウィーラー選手が一番目立ってない気がします。
なので、ウィーラー選手自身にとっても復帰後が非常に大事になってくると思います。