クラッチは楽天の公式マスコットキャラクターです。
イヌワシの顔をしたマスコットで、まさに楽天の顔として球団創設から頑張ってくれています。
クラッチは、自ら「大きなおなか」と言っているように、そこがチャームポイントになっています。
しかし、以前はおなかは出ていなく、すらっとした体型でした。
今回は、なぜクラッチが太っておなかが大きくなったのかを考えてみます。
クラッチのプロフィール
まず、クラッチがどれくらい太っているかですが、わかりやすい映像がありました。
クラッチーナと仲睦まじい様子ですが(笑)、それは置いといて二人(二匹?)の体型にかなりの差がありますよね。
クラッチーナと並ぶとクラッチの体型が際立ちます。
クラッチの公式プロフィールはこんな感じになっています。
種別 イヌワシ 性別 男の子 出身 東北 生年月日 2005年 身長 ウエストと同じぐらい 体重 不明 特技 イヌワシポーズ・どや顔 趣味 食べること 好物 食べられるものならなんでも チャームポイント 大きなおなか 引用元: 楽天イーグルス公式サイト
「身長:ウェストと同じくらい、チャームポイント:大きなおなか」とあるように、おなかを強調しています。
しかし、以前のクラッチはまったく違う体型でした。
こちらがスリムだったときの映像です。2009年ですね。
軽快に動いていますね(笑)
スキップしたり飛びまわったりしています。
ただ、トラッキーやクラッチーナなどほかのマスコットと比べると、若干ぽっちゃりしているかなという印象があります。
そして2010年からおなかが大きくなりました。
クラッチはなぜ太った?
さて、ここからが本題ですが、なぜクラッチは太った(太らされた)のでしょうか。
可能性としては2つあると思います。
可能性1:“中の人”が太ってしまったから
一つ目の可能性としては、クラッチの“中の人”が実際に太ってしまい、それをカモフラージュするためにおなかが大きい設定に変えたことが考えられます。
先ほどの動画のように、太っていない時代でもほかのマスコットと比べて若干ぽっちゃりしていました。
2009年までは何とかそのままでいけたが、2010年になると“中の人”のおなかが相当出てしまい、このままだとマスコットとしてだらしなくなってしまう。
それだったら、おなかの大きいキャラクターに変更して、カモフラージュしよう、と思ったのかもしれません。
ただ、“中の人”はマスコットキャラとしてのプロです。
体型維持などの自己管理はプロとして当然やっていると思います。
なので、この可能性は低いと思います。
可能性2:クラッチのキャラクターを際立たせるため
もう一つの可能性としては、“中の人”に関係なく、クラッチのキャラクターとしての個性をもっと出して、目立たせるため、ということも考えられます。
クラッチはもともと太っていませんでしたが、パリーグの他の球団をみても、太っているキャラクターはいません。
西武のレオ、ソフトバンクのハリーホーク、日本ハムのB☆B(ビービー)などは、バク転もできる強者キャラクターとして有名です。
クラッチもバク転はできますが、他のキャラクターもできるのであまり目立ちません。
なので、キャラクターとして中途半端になってしまいます。
そんな中で、クラッチはかっこいいキャラクターではなく、親しみやすいゆるキャラにしたほうが良いと、球団は考えたのではないでしょうか?
だからおなかを大きくしたと考えると、納得がいきます。
実際、おなかを大きくしたことでかわいらしさが増したと思います。
また、同じような体型のキャラクターもいないので、目立つようになった気がします。
まとめ
というわけで、クラッチが太った理由は、「他のマスコットとの差別化を図るため」だったという結論になりました。
真相は楽天球団の方に聞かないとわからないですが、いずれにせよクラッチのおなかを大きくしたことは成功だったと思います。
今後もクラッチには球団の顔として活躍してほしいですね。